クリスマスプレゼントだといって
チャールス・ディケンズが書いた
「クリスマス・キャロル」
という本を戴いた。
赤いリボンにくるまれていて
今ではあまり見かけなくなったカバー入りのその本を
クリスマスの楽しい雰囲気もあり、
題名からも期待して読み始めたが
なんだか難しい物語で、しかも幽霊とか出てきてちょっと~という感じ。
まだ理解力が足りなかったのだろう、
最初だけ読んでしまいこんでしまった。
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街はクリスマスを祝うために家路に急ぐ楽しげな人々が行き交い、活気に溢れている。だが、そんな中、彼らを苦々しく見つめる一人の老人、スクルージがいた。
ひねくれ者でケチで頑固な彼には街の人々の楽しげな様子が我慢出来ない。
イヴの夜、スクルージの前にかつての仕事の相棒、ジェイコブ・マーレイの亡霊が現れる。
生前、強欲な生活を送っていたマーレイの体には死後の罰として長い鎖が絡みついていた。
後悔の念に苦しみながら「お前の鎖は長く重くなっている。でもお前にはチャンスと希望があり、私はそれを与えることが出来るのだ」とスクルージに忠告する。その最後のチャンスとは、これから現れる三人の精霊に従えということだった。
半信半疑のスクルージの前に最初に現れたのは彼自身の過去、少年時代や心から愛した恋人のいた青年の頃に誘う。
二番目の精霊は彼が生きる今の世界を見せる。使用人の家族、唯一の身寄りの甥の家、たった一人でクリスマスを過ごす灯台守。そこには貧しくてもお互いを思い、寄り添う人々の姿があった。
最後の精霊はある男の未来を見せる。誰も愛さず誰にも愛されなかった惨めで憐れな男の死。精霊に導かれ、その男の墓碑の前に跪いたスクルージは、そこに自分の名前を見て恐怖と後悔の涙を流す……
劇団昴の公演パンフより抜粋
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後年になって、教科書に載ったのを読みやっと、どういう物語かが理解できた。
♪クリスマスキャロルが流れる頃には~
昨晩、カーラジオからクリスマスソング特集が流れていたナ。