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勤労感謝の日、東京九段で月例の囲碁会をやった。

毎回、会が終わると次の日取りを決めるのだが、
勤労からとっくに足を洗ったOld Boyたちはそんなことは覚えちゃあいない。

いつも、一週間くらい前になると、確認の電話を入れなくてはならぬ。
世話の焼ける人達だ。

Kさんは、昔、女性誌の記者をしていた人で70歳をすぎている。
前に、Kさんの携帯に電話した時、
「この電話は現在、使用できません」
と、アナウンスされた。

例の「電源が入ってないか、電波の届かない範囲・・・」
というのとは違うので、あとで会ったときに聞くと、
「ああ、金払ってなかったので、止められたんだ。」


おとといの火曜日の朝に確認の電話を入れた。
呼び出し音が鳴っている。
それだけで、ほっとする。

いきなり、
「今月は囲碁会やらないの?」
と、とぼけたことをいう。
「何言ってんですか、23日でしょ」
「ああ、そう。祭日ね。」
ちゃんと、23日が祭日ということは、わかっているらしい。

「今、どこですか?」
「浦和」
「競馬場?」
「第一レース、やられたよ」
「いいですね~、朝から。又、スシ、食わしてくださいよ」

今年の春先に、三連単の100万馬券をとった時、
みんなに、ニギリの特上スシを振舞ってくれた。
ビンボーな時とウハウハの時の落差が激しい人である。

いつもハンチングを被り、眼光鋭く歩いている。
よく、競馬場でこういう人、みかけるけど、
オレはどうして、この人と知り合いになったのかよくわからない。

碁も強いが、今日は調子が悪かったようだ。
オレともう一人が2着決定戦になった時、
「おまえら、談合してるんじゃね~か?宮崎県だな?」
と捨て台詞を吐いて先に帰っていった。

朝、東京駅より歩き、皇居を大手門より入り平川門へショートカットして九段に行った。
写真上、一番奥に東京駅が見える。
写真中、皇居の中にある、武蔵野の面影を残した雑木林の散歩道。
写真下、皇居の中の石垣