19日は、6時には起き、涼しいうちに墓参り等。
畑にイチジクを採りに連れていってもらったり。イチジクの大きい木が3本。次々、実がなっている。強そうな蚊がどんどん飛んできて、だいぶやられた。おまけに苦手な蜂の大きいのもブンブン飛んで、僕は黒い服だったもので、熊と間違えられ、だいぶ威嚇された。ま、小熊だと思ってなめられたようである。イチジクはたしか、キリストにも縁のあったような。

8時ごろ、親戚の家にいた頃、ザッと雨。すぐ上がった。
もどり、昼前、親戚らも来、食事に。幼稚園から中学まで僕と一緒だった、恭一君が、店を出した。そこに。
東尾道駅すぐ近くに「いっきょう」。ネクタイをきりりと締めて、どんどん魚をさばく、ええ男(二枚目)と、さっそく評判である。次々お客。美味しくいただいた。
去年、「夢があるけぇ」(夢があるから)と、瞳輝かす恭一君と、久々に会った。お店、おめでとう。
高卯君のヨーロッパ車にこだわった店も、近くにあり、通りがかりにちらり、見た。恭一君も高卯君も、僕は中学まで一緒。二人は野球部で重要なポジションにいた。汗と泥にまみれて、練習に励んでいた姿を、覚えている。そろそろ皆四十。働き盛り。こちらもがんばろ。

昼から、親戚の葬儀。まゆの印象的だったおじさん。祖母の妹の旦那さん。まゆはきれいに切りそろえられていた。そこに煙草が何本ものったのだと、祖母の妹。20年ぶりぐらいで会ったけれど、目など、祖母とそっくり。来席者多く、生前のいろんな写真が、スクリーンに映し出される。すごくいい笑顔。どういうことをしていた人か、僕はよく知らないのだけど、皆から大将と呼ばれてる人で、笑い方など、堂々たるものだった。英国のテレビ人形劇「サンダーバード」に出てくる、ペネロープの乗る車の運転手と、すごく似てると思って、子供のころ、見てた。92歳。大往生である。

洋司