どうもみなさん。
皆さんはTwitterにこんな機能があるの、ご存じですか?
検索タブを開くと出てくる、「本日のニュース」というフィールド。
いずれかのトピックを開くと、こんな風に、ニュース記事風のまとめテキストと、その情報の参照元となったツイートたちがつらつらと並べられています。
こちら、従来から存在したTwitterのトレンド機能の進化版のようなもので、タイムライン上に同じキーワードが多数あったり、共通した話題に対して多数の言及があった場合、その内容を収集・要約してまとめページを自動生成する、Twitter謹製AI・Grokの外部機能のようなものです。
テキストマイニングと文章生成の合わせ技のようなもの、といったところでしょうか。
この機能、ま、正直言ってまだ精度はクソザコです。
今回試しに開いているこの記事は比較的正確なものですが、中にはその界隈を知っている人なら抱腹絶倒するレベルのジョークみたいな記事も出てきます。
とはいえ、私も時々覗いていますが、徐々に精度は向上してきているのもまた実感できるところ。
私はこの機能、決して無視できるようなものではないのでは?と思っています。
その理由について、ココから語っていきましょう。

AIまとめ・AIニュースは真の意味でニューメディアになれるのか?
オールドメディアの限界はそろそろ見えてきた
オールドメディア・マスメディア、まあいろいろな呼び方や区分がありますが、いわゆるテレビや新聞などといった媒体のことですね。
こういった古いメディアはもう限界、なんてことは言われて久しいわけです。
久しすぎて、いつまでたっても終わらないなーなんて思っちゃいます。
こんなに長らく限界詐欺が報じられてきたわけですが、私的には、ここ数年、本格的な終わりが見えてきたなと感じています。
特にテレビが顕著だと思うのですが、報道・ドラマ・バラエティ、これら三本の柱(私見)全てに深い亀裂が入ってきました。
民法キー局だけを見ていても、その兆候は如実に表れていることがわかるでしょう。
余談ですが、私は職業柄(本業:映像技術者)テレビ局に出入りする機会が割とあるのですが、まあ内部の人間の危機感のなさは目を見張るものがありますね。
特に酷い人物個人には限りますが、「視聴者どもがネットニュースやら○○ダイレクト(企業直送のネット番組)に流れてるけど、そのうち目を覚ますだろう(テレビに回帰するだろう)」なんていう、どちらが夢うつつだかわからない意見も実際に聞きました。
なんていう話はさておき、なぜオールドメディアはこんなにしぶといんだろう?と思いませんか?
いつまでたっても滅びないどころか、業界に危機感さえ芽生えない理由の一つに、私はこんなものがあるのではないかと思っています。
「報道の置き換え」が全然進まない
ドラマやバラエティと言ったものは、実は結構置き換えが進んでいます。
資本面で言えば、AbemaやNetflixといったネットメディアが、テレビ局を超える勢いで伸びていますし、
コンテンツ面で言えば、YouTube・Tiktok・ニコニコ(?)などといった動画サイトだけでも十二分にカバーできているでしょう。
未だにテレビドラマには一定のブランド力があるものの、以前に比べればその訴求力はかなり弱まった感があります。某テレビ局の自殺事件を見ても、ここから大幅な伸びは期待できなさそう。
かく言う私も、家にはテレビ一応ありますけど、AppleTV繋いでYouTubeしか見てないです。地上波最後に見たのは半年前とか。
しかし、こういった衰退の動きが見えるバラエティに反して、報道にはその兆候が今一つ見えません。
ネットで情報収集が常識、テレビなんて誰も見てない、と言う人は多いですが、私の所感としてはあながちそうとも言い切れない。
確かにネットへの移行は起きているのでしょうが、歴史とは恐ろしいもので、長年見続けてきた層ほど根強いファンが多いんですね。
日本人口におけるこのファンの比率というのは、まだ下がり切るには程遠いかなと感じます。
むしろ発信元である政府や企業が見切りをつけている感じはありますけど、それにしたって新聞やテレビの影響力は未だ絶大なものです。
何を言うかよりも誰が言うか、とはよく言ったもので、なんとなく「この人が言うなら本当なんだろう」という感覚は想像以上に根深いものです。そしてオールドメディアはこの感覚の上に於けるブランド力を未だ一定水準維持し続けています。
これが消えない限りは、オールドメディアの影響力は消えないでしょう。
SNSやネットメディアの台頭も考え物
更に悪い事には、現在オールドメディアがネットメディアに進出しようとしているわけです。
危機感のないテレビ局も「地上波放送の限界」自体は薄々感じているようで、現在その移行先を探っているようです。
天下のNHKですら、NHK ONEなるネット放送・ネット記事サービスを拡充させ始めていますし(尤もこれは別方面から大バッシングを受けていますが)各種新聞社・報道社・通信社もネット記事をさらに拡充させつつあります。
形態が変わったところで中身が同じなわけですから、こういったネットメディアが力を伸ばせば、結局旧来と何ら変わらないわけです。
しかしインターネットでは、他のメディアや記事、あるいはSNSなどからでも情報を得ることができます。
一つの思想に染まることなく、偏向報道の被害にも合わなくて済むわけです。
ということは、当然ながら、その情報が真実かどうかを知る術は各々に任されているわけです。
当然企業も情報発信ができますし、個人でも情報発信ができます。極端な話、私が書いているこの記事も情報源と呼べてしまうわけですから、情報のピンキリの幅はそれはもうすごいことになっているのです。
一応裏取りしてから書いてるけど、私の記事とかなんの根拠にもならないからね。
それは、ネットメディアには視聴に強制力がないというところです。
受け手は自分で、何を見るかを選ぶことができる。
私も某新聞社のネット記事は閲覧ブロックしてたりしますし、排除や取捨選択はあまりにも容易です。
見たいものを見て、見たくないものは拒絶する、これが容易くできてしまうのがネットの利点でもあり、同時に悪い点でもあるわけです。
打開策になりそうなもの
このままいけば、「印象操作するメディア」と「完全に自分好みのメディア」の二極化が進行するのではと、私は感じています。
理想は各種メディアが偏向することなく、公平な報道をしてくれることですが、現状を見る限り不可能な気がしています。
私が書いているようなテックメディアなどの、特集やコラムに近い内容であればあまり問題にならないものの、政治や事件報道となると、思想や偏向はさらに顕著に表れます。
これは人間が書いている以上、もうどうしようもない事なのではと思うのです。
そこで、私が一つ解決策として注目しているのが「AI記事」です。
基本的にある程度まとまった量の情報を元に記述され、書き手の意図を過剰に含むことなく、情報を一つの文章として得る手段となりうる、これまでにはあまりなかった公平なメディアの素地として、今後進化の可能性があるのではないでしょうか。
やはり課題は「正確さ」
現時点では、先ほども言った通り精度が甘い、というのはもちろんですが、構造上正確性の担保が難しいのが現状の課題です。
TwitterのようなSNSをデータソースとした場合、虚偽の内容を学習したり、ミーム汚染が回避できない可能性が非常に高いです。
いつぞやのバルス祭りのようなものがあると、それをAIが曲解してしまう可能性もありますし、ニコニコ本社爆破なども、あるいは事実として誤認される可能性も実際ゼロとは言えないわけです。
また完全なるデマであっても、ある程度人口に膾炙してしまえば、それは学習ソースに徐々に侵食し、再循環が開始してしまえばもう止める手段がなくなってしまいます。
データソースに何を用いるのか、ファクトチェックはどうするのか、もし既存メディアの代替となる可能性を考えるなら、こういった点は避けられない課題です。
最後に言っておきますが、もちろんこの記事の内容は私の空想です。
今回取り上げたTwitterの機能が、こういった点をどこまで考慮して導入されたものなのかはわかりませんが、あるいは報道の自動化なんていう未来も、近々見られるのかもしれません。
あと最後の最後に、今回の記事では、意図的に「X」をすべて「Twitter」と表記しています。
データソースが巨大なら、この記事一つ分くらい誤差ですが、こういった細かなノイズも、AIには厄介なものかもしれません。




























