良心。
そうです、良心。
この世でもっとも恐るべきものがそれです。
軍人が撃ち殺した人たちの遺体をリヤカーに載せ、先頭に押し立てて数十万の人たちと共に銃口の前に立った日、
不意に発見した自分のうちにある清らかな何かに私は驚きました。
もう何も怖くはないという感じ、今死んでも構わないという感じ、
数十万の人々の血が集まって巨大な血管をつくったようだった新鮮な感じを覚えています。
その血管に流れ込んでドクドクと脈打つ、この世で最も巨大で崇高な心臓の脈拍を私は感じました。
大胆にも私がその一部になったのだと感じました。