鹿島港 幸栄丸のショウサイフグ(2) | 釣魚大全 房総編

釣魚大全 房総編

1962年生まれで千葉県在住の自称太公望。
徒然なるままに釣行紀や食べ歩きの感想を記録したいと思います。
釣果アップのためのアドバイスや美味いもの情報をご提供いただければ幸いです。

フグ釣りの魅力のひとつは身欠きの状態にして持ち帰れることですよね。

拙宅の場合は下処理までが所掌範囲となっているので尚更です。




帰宅後は手で汚れを落とすだけで包丁は不要。

18尾なのであっという間です。


ショウサイフグは水っぽいので生食より火を通した方が美味しいと思っています。


家人の一番人気はフグ飯。

大名下ろしにした身を大き目の削ぎ切りにして醤油と酒で下味を付けます。

当たり前ですがフグが多い方が美味しいです。





フグ飯を作るのに大切なのが中骨で、塩を振って暫く経ってから焼いて炊飯器に入れます。



もう一品は湯振ふぐ。

薄皮を挽いた身を熱湯に潜らせて、全体が白くなったら素早く冷水で〆ます。



湯振フグは厚目の削ぎ切り。

水菜と和えて山葵醤油とピンクペッパーを振っていただきます。

(大盛なので食べ応え十分)



焼いた中骨と昆布、醤油と酒を加えて炊飯器で一旦炊きあげてから、タレに漬けておいたフグの切り身を加えて熱を通してフグ飯の完成。

(今回はいつも以上にフグを奢りました)


繰り返しになりますがショウサイフグは火を通してこそ味や食感が良くなる魚だと思います。