今日は目立ったサッカーネタのニュースがないので、サッカーとは違う話題で。


先週6日から昨日まで、F1の日本グランプリが三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されました。

僕はF1ファンという訳ではありませんが、

F1に関して全く興味がない訳でも、全く知識がない訳でもないので、

昨日の決勝のレースも途中からですが、見てました。


そして、F1ファンの方はもちろん、

そうでない方もニュースなどで話題になっていてご存知の方が多いと思うので詳しく説明しませんが、

昨日のレースは鈴鹿サーキットでの最後のF1のレースとなり、

これまでの20年間の歴史に一先ず幕を下ろす形となりました。

プロフィールにもある通り、

三重県出身の僕にとってはF1が三重県で行われていたのはちょっとした自慢でしたし、

三重県が世界に誇ることの1つだと思っていました。

ハッキリ言って、三重県は47都道府県の中でも田舎の部類に入る県だと思いますし、

(僕は自分の生まれ育った場所なので好きですが)

Jリーグのクラブもなければ、プロ野球の球団もなく、

特にこれと言って目立つことのない県である三重県が、

全国の・・・いや、世界中の注目を集める時なんてこの時以外ないですからね。

なので、残念です。


とはいえ、この先F1が三重県で開催される可能性が全くなくなったという訳ではないようなので、

またいつか三重県で開催されるようになればいいなぁと思っています。









昨日のJリーグ第26節、結果は以下の通りとなりました。


浦和 2-0 千葉


川崎 2-1 大分


甲府 1-0 広島


新潟 1-0 横浜FM


磐田 3-2 G大阪


名古屋 1-2 FC東京


C大阪 1-1 清水


福岡 2-1 鹿島


注目された浦和-千葉戦は、浦和が2-0で勝利。

ジェフは前半15分にDF結城がレッズのFWワシントンをペナルティエリア内で倒してしまい、

PKを与えた上に結城は一発レッドで退場。

この退場劇でジェフは苦しい試合展開になりましたね。

とはいえ、その後レッズの出来がイマイチだったこともあり、

ジェフは自慢の運動量を生かして1人少ないことを感じさせない試合運びを見せ、

後半開始直後は完全にジェフのペースでした。

しかし、その苦しい時間帯を乗り切ったレッズは、

後半13分にこの試合怪我を押して強行出場のDF闘莉王がMF山田からのクロスをヘッドで決めて2-0。

待望の追加点を奪います。

その後もジェフは諦めることなく攻撃を仕掛けるんですが、

リーグ最小失点を誇り、

ホーム埼玉スタジアムではたったの3失点しか喫していないレッズDFもさすがに堅く、

阿部のヘッドがクロスバーに、羽生のシュートがポストに嫌われるなど運もなく、

試合はこのまま終了しました。


結城の退場は少し残念でしたし、

ジェフにとっては試合運びに大きな影響を与えたと思いますが、

さすがに代表選手をレッズが7名、ジェフが6名抱えるだけあって、

意地のぶつかり合いって感じで白熱した試合でした。


気になる他の上位陣の試合ですが、

フロンターレはトリニータ相手に勝点3を獲得していますが、

その他の上位陣が勝点3を取りこぼしているのが目立ちますね。

ガンバはジュビロのFW前田の後半ロスタイムの劇的な決勝ゴールで敗れていますし、

アントラーズもアビスパに敗れていますし、エスパルスもセレッソに引き分けています。

ガンバは2連敗ですね。

結果的に優勝しましたが、昨シーズンも終盤失速しましたからね・・・。

少し心配ですね。


その他、甲府、新潟、FC東京が勝利しています。

名古屋-FC東京戦では、何かと注目されがちのFC東京の平山がJリーグ初ゴールを決め、

チームの連敗を6で止める勝利に貢献しています。


今日はJリーグ第29節、京都-大宮戦以外の8試合が行われますね。

京都-大宮戦は昨日行われ、1-1のドローに終わっています。

今シーズンも今日の試合を入れて、残り9節。

優勝争い、残留争い、そしてどのチームも1つでも上の順位を目指して、

これからさらに白熱した試合が見れそうです。


そして、今日の対戦カードですが・・・


新潟 - 横浜FM


名古屋 - FC東京


浦和 - 千葉


川崎 - 大分


磐田 - G大阪


C大阪 -清水


福岡 - 鹿島


甲府 - 広島


・・・となっています。


これから優勝争いに絡んでいるチームの試合は特に注目ですが、

その中でも今日は浦和-千葉戦に注目が集まっているようです。

個人的にも今日の対戦カードの中で、一番面白そうかなと思います。


現在のリーグでの順位を比較してみると、

レッズはガンバと勝点55で並び、得失点差で現在首位。

ジェフは勝点38で現在7位。

ジェフにしてみればレッズ、ガンバとの勝点差が17と、差をつけられてしまっていますし、

残念ながら優勝争いからは脱落してしまった感があります。

ですが皆さんもご存知の通り、

レッズは山岸、闘莉王、坪井、三都主、鈴木啓太、長谷部、田中達也の7名、

ジェフは水本、阿部、佐藤勇人、山岸、羽生、巻の6名をこれまでオシムジャパンに送り出してます。

両チーム合わせて13名と、この2チームからは大量選出となっています。

なので、日本代表選手同士の激突というところに注目が集まっていると思いますし、

面白い試合、レベルの高い試合に期待したいです。


どうやら今日はラッキーな事にNHK総合でこの試合の中継があるようなので、

テレビ観戦しようかなと思っています。



皆さんの記憶にもまだ残っていると思いますが、

エメルソンと言えば、日本ではコンサドーレ札幌(2000年)、

川崎フロンターレ(2001年1月~7月)、浦和レッズ(2001年8月~2005年7月)でプレーし、

爆発的なスピード、キレのあるドリブル、シュートセンスを武器に、

浦和レッズ時代の2003年にJリーグMVP、

2004年には得点王にも輝いたブラジル出身のストライカーです。

元々人格的に問題があるとされ、何かと騒動を起こす選手としても有名でしたが、

2005年6月のJリーグ中断期に家庭の事情を理由にブラジルに帰国。

そのまま来日せずに、オイルマネーで選手を集めることで有名なカタールのアル・サードに電撃移籍。

多くの人を驚愕させてくれました。

特に多くのレッズサポの方の反感を買ったことでしょう。

また、2006年1月には年齢詐称と二重出生記録提出でブラジル連邦警察に逮捕され、

Jリーグを去った後も我々を驚かせてくれました。

現在もカタールのアル・サードでプレーしていて、その得点力は健在のようです。


そんなエメルソンですが、

日本でプレーしていた時にも日本への帰化、そして日本代表入りが噂されたこともあり、

その際はエメルソンが過去にU-19ブラジル代表に選出されていたことが障害となり、

結局実現はしなかった訳なんですが、

どうやらカタール国籍を取得したようで・・・。

また大金でも積まれたんですかね・・・。

カタールに移籍してまだ1年ちょっとのエメルソンが、

カタールという国にそんなに強い思い入れを持っているとは思えないんですが・・・。


とはいえ、カタール代表としてプレーする為には、まずはカタールでの居住期間が2年以上必要。

そして、FIFAの条件をクリアする必要があります。

最初の条件に関しては、簡単にクリアできるでしょう。

しかし、FIFAの条件には日本への帰化の際と同様、

U-19ブラジル代表に選出されたことがあるという事が当然障害になってきます。

まぁ、FIFAの条件ってものをあまり詳しく知らないので何とも言えないんですが、

日本への帰化の際には認められなかったのに、

もし、今回認められるようなことになったら普通に考えておかしい訳で、

ここで認めちゃったら無法地帯です。

なので、認める可能性はほぼ0に近いと思うんですが・・・。


でも、もし認められるようなことがあれば、おそらく後々エメルソンはカタール代表選手となる訳で、

2010年のW杯予選で日本と対戦することも考えられます。

アル・サード移籍後、エメルソンのプレーを全く見たことがないので何とも言えませんが、

日本でプレーしていた時のままの感じなら、日本にとって厄介な選手になると思われます。

カタール代表自体、最近成長してきているようですし。


まぁ、まだカタール代表としてプレーできるようになった訳ではないので、

FIFAがこの件に関してどういう判断を下すのかに注目したいと思います。




昨日のガーナ戦、日本のフォーメーションは3-5-2。

スタメンは、


GK・・・川口(磐田)

DF・・・右から今野(FC東京)、阿部(千葉)、水本(千葉)

MF・・・ボランチに鈴木(浦和)、右に駒野(広島)、左に三都主(浦和)

     トップ下の右に遠藤(G大阪)、左に山岸(千葉)

FW・・・巻(千葉)、佐藤寿人(広島)


となりました。

注目のDF陣は事前の情報の通り。

中盤は山岸がトップ下の左に入り、代表初選出、初先発を果たしました。

2トップは巻と播戸が組むことが予想されていましたが、巻と佐藤寿人となりました。


残念ながら試合の方は後半28分にガーナのハミヌにゴールを許し、1-0で敗れてしまいました。

しかし、日本の出来がそんなに悪かったという訳ではなかったと思います。

確かに攻撃面では意図が合わなかったり、パスが合わなかったりするシーンもありました。

ですが、徐々に連携は高まってきているように感じましたし、いい形を何度か作っていました。

ただ、実際にいい形を作ってシュートまで行っても、

シュートが枠に行かなかったり、枠に行っても決められなかったりと、

シュート精度、決定力はそう簡単に改善されるはずもなく、これまで通り課題ですね。

特にガーナのように強豪相手となると、得点チャンスというのはそう何度も訪れる訳ではありません。

なので、やはり訪れたチャンスを確実に物にしていかないと試合には勝てません。

もう嫌と言う程思い知らされていますが、それを再び思い知らされた試合でした。

これは日本にとって本当に×3大きな課題です。


守備面というか、心配されたDF陣ですが、

確かにガーナに身体能力で圧倒される場面もありましたし、

ガーナに押し込まれる時間帯もありました。

ですが、予想以上だったんじゃないでしょうか!?

特に山岸同様、こちらも初選出、初先発となった水本と、

本来はボランチですがCBで起用された今野の2人。

水本は試合序盤は緊張からかミスをする場面もありましたが、

試合が進むにつれて落ち着いたプレーを見せていました。

身体能力の高いガーナの選手を相手に、持ち味であるスピード、1対1の強さを発揮していたと思います。

持ち味がスピードと1対1の強さという事もありますが、

タイプ的には坪井に似たタイプのDFだなぁと思いました。

風貌も坊主で同じですし、2人とも三重県の高校出身ですし。

一方の今野ですが、改めて守備能力の高い選手だなぁと感じさせられました。

さすがに本来はボランチを本職としているだけに読みはいいですし、粘り強い守備をしていました。


その他、

山岸は運動量が豊富で右サイド、左サイド、中央と色んな所に顔を出していましたし、

よく攻撃に絡んで来ていました。

ただ、後半に訪れたチャンス(左サイドからの佐藤寿人のクロスを合わせたシーン)は、

決めて欲しかったなと・・・。

後半30分から途中出場し、

代表デビューを果たした中村憲剛も1点ビハインドの場面で投入されたこともあると思いますが、

意識が前へ前へと行っていて積極的なプレーが目立ちました。

何より実況が「中村がボールを持つと何かが起こりそうですね」と言っていましたが、

本当にそう感じました。

これからに期待です。

注目の播戸も気合が入っていましたし、惜しいシュートもありました。

何よりボールへの執着心、必死さが凄かったですね。

頭を蹴られて流血してましたけど、大丈夫ですかね。

その後も包帯巻いてプレーしてましたけど・・・。

リーグ戦に影響が出なければいいですが・・・。


とまぁ、試合には負けてしまいましたが、

昨日のガーナ戦はそれなりに手応えも収穫もあった試合だったんじゃないかなと思います。

これまであまり試合内容が良くない試合が続いていたので心配していましたが、
今後に繋がる試合内容だったと思うので、少しホッとしました。

今日はいよいよガーナ戦ですね。

キックオフは19:20となっています。



皆さんご存知の通り、

今日の対戦相手であるガーナはドイツW杯でアフリカ勢として唯一決勝トーナメント進出を果たし、

現在「アフリカ最強」との呼び声もある強豪です。

当初、今日が国際Aマッチデーではない為、

MFエッシェン(チェルシー)、MFアッピアー(フェネルバフチェ)、

MFムンタリ、FWギャン(共にウディネーゼ)など、

ヨーロッパでプレーするガーナの主力選手の来日が危ぶまれていて、

ガーナの2軍と対戦することになるんじゃないかと心配されていましたが、

今回来日したガーナのメンバー19名の内、15名がドイツW杯メンバー。

もちろんその中には、さっき挙げた選手達の名前も含まれています。

あくまでも親善試合なので、「本気モード」という感じの試合になるかどうかはわかりませんが、

メンバーはとりあえずフルメンバーと言えそうです。

オシム監督の言うように強い相手と対戦しなければ意味はないと思うので、

選手達にとっては現時点での自分達の力を測る上で意味のある試合となりそうです。

これまで同等、もしくは格下との試合ばかりのオシムジャパンですから、

(とはいえ、苦戦が目立ちますが・・・)

試合を観戦する僕達サポーターにとっては、

強豪相手にどんな試合を見せてくれるのか楽しみな一戦となりそうです。



この試合、少し心配でもありますし、

注目されているのが闘莉王、坪井、加地のレギュラーと言える3人を怪我で欠くDFライン。

DFラインの中でも、特に注目されているのが「CBを誰が務めるのか!?」という事ですが、

これまでの情報によると、

4バックなら水本(千葉)と今野(FC東京)。

3バックなら右に今野、真ん中に阿部(千葉)、左に水本となることが濃厚のようです。

3バックなら阿部が真ん中に入る事と、

4バックでも3バックでも初選出の水本が起用されることはある程度予想できましたが、

まさかCBに本来ボランチの今野を起用するとは・・・。

でも今野は身長178cmと、CBとして見ると上背はありませんが、

ボランチとしてのプレーを見ればわかる通り、守備能力は非常に高い選手ですからね。

結構面白い起用だと思いますし、期待できると思います。

普通にCBが本職の青山直(清水)を起用しても良かったような感じもしますけどね。


あとオシム監督は、4バックなら左SBにこれまで起用してきた駒野(広島)に代わり、

三都主(浦和)を起用することを明らかにしているようです。

どうやら駒野は守備は合格だったようなんですが、攻撃の面で物足りなかったようで・・・。

とはいえ、三都主の場合その逆になりそうな気もしますが・・・。

ジーコジャパン時代に散々言われてましたし、本人もDF苦手って認めてますし・・・。

オシムジャパンではこれまで本来の攻撃的な位置で起用され、いいプレーを見せていたので、

もう左SBでの起用はないかなと思っていましたが、

「左SB、三都主」はオシム監督の中では非常に評価が高いようで、

再び三都主を左SBで起用するようです。

まぁ確かに守備は問題あると思いますけど、

個人的には結構好きなんでいいですけどね、三都主の左SB。

しかしこの左SBというポジションもCB同様、ほんとに層が薄い。

ていうか、ジーコジャパン時代もオシムジャパンになってからも、

純粋な左SBは召集されていないような気が・・・。

左SBの人材発掘もオシムジャパンにとっては急務と言えそうです。



そして、もう1つ注目されているのが2トップ。

これまでオシムジャパンの4試合全てに先発出場を果たしていた

田中達也(浦和)が召集されなかったことにより、

おそらく2トップの内、1人は巻(千葉)で決定ですが、

その巻と誰が組むのかということに注目が集まっています。

巻を除くと、今回召集されているFWの内、

巻と同タイプである我那覇(川崎)がスタートから巻と組むということはまずないと思うので、

自然とタイプの違う播戸(G大阪)か佐藤寿人(広島)のどちらかということになりますが、

こちらはどうやら初選出の播戸のスタメン出場が濃厚のようです。

播戸は現在リーグ戦6試合連続得点などを含む、今季通算15ゴール。

佐藤寿人も前節の川崎戦でのハットトリックなどを含む、今季通算15ゴール。

結果はもちろん、現在のコンディション的にもほぼ互角だと思います。

なのでほんと甲乙つけ難いとは思いますが、

播戸の6試合連続得点という継続性と勢いをとったっていう感じでしょうか!?

オシムジャパンになってからなかなか先発出場の機会がない佐藤寿人。

今回はチャンスかなと思いましたが、どうやら出場するならまた途中出場という形になりそうです。

でも、これまでも代表では短い出場時間で結果を出していますからね。

どんな形であれゴール目指して頑張ってもらいたいと思います。

明日のガーナ戦で日本代表の各選手がつける背番号が決定しました。


 1  GK  川口能活   

 2  DF  山口智  

 3  DF  青山直晃  

 4  DF  水本裕貴  

 5  DF  駒野友一  

 6  MF  阿部裕樹  

 7  MF  遠藤保仁  

 8  DF  三都主アレサンドロ  

 9  FW  我那覇和樹  

10  MF  二川孝広  

11  FW  佐藤寿人  

12  MF  山岸範宏  

13  MF  鈴木啓太

14  MF  中村憲剛

15  MF  田中隼磨

16  MF  山岸智

17  MF  長谷部誠

18  FW  巻誠一郎

19  MF  佐藤勇人

20  MF  今野泰行

21  FW  播戸竜二

22  MF  羽生直剛

23  GK  西川周作


アジアカップ予選の試合はほとんどの選手が30~60番台の背番号でプレーしていて、

サッカーではあまり見られない光景ですし、

野球の背番号みたいでなんだか違和感ありまくりですが、

今回はサッカーらしい背番号です。


全体的に見てみると、

大体クラブでつけている背番号と同じ背番号をつけることになった選手が多いようですね。

GKや遠藤、田中隼磨、佐藤勇人のように背番号がかぶっちゃった場合(3人共クラブでは「7」)は、

これまでより代表に定着している選手がクラブと同じ背番号をつけて、

他の選手が別の背番号をつけてるって感じです。

今回は怪我で召集されませんでしたが、

闘莉王、坪井、加地が召集されていれば、それぞれ「4」、「2」、「21」という感じなんでしょうね。


でも、改めてこうやって見てみるとほんと新鮮ですね。
今まで(特にジーコジャパン時代)は、代表の背番号「5」は宮本。

「7」はヒデ、「10」は俊輔、「18」は小野、「22」は中沢って感じでイメージが定着していたので、

メンバーも大幅に変わって、

その背番号を別の選手がつけてるってのもまだ少し違和感がありますし、

世代交代を改めて感じさせられます。





正式には昨日の何時頃に発表があったんでしょう!?

僕は「やべっちFC」を見てて初めて知ったんですが、

オシム監督はガーナ戦へ向けた日本代表メンバーに

DF青山直(清水)、DF山口(G大阪)のCB2名と、MF今野(FC東京)を追加召集することを発表しました。


人材が豊富なMF陣への追加となる今野はともかく、

さすがにDF陣3名、その内CBが水本(千葉)1人ってのは、

誰かをDFにコンバートして使うとしてもちょっと無理があるんじゃないかと思っていたので、

もしかしたらと思っていましたが、やっぱりCBを追加召集しましたね。
青山直は代表初選出となった初陣のトリニダード・トバゴ戦以来の代表復帰。

山口はオシムジャパンでの召集は初ですが、

どうやら過去に代表候補合宿に参加した経験はあるようです。

とはいえ、青山直、山口ともに国際Aマッチ出場経験は0。

先に発表されたメンバーで代表初選出となった水本も、もちろんAマッチ出場経験は0。

ガーナ戦は3バック、4バックのどちらで臨むのかわかりませんが、

どちらにしろCBは誰が出場しても初キャップとなりそうです。


闘莉王、坪井のレギュラーCB2人を負傷で欠き、

今回CBに関しては少し苦しい選出となった感があります。
ただ、今回改めて露呈されたように、オシムジャパンはCBの人材不足に悩まされています。

闘莉王、坪井のバックアッパー探しは急務と言えます。

中沢(横浜FM)が代表引退を表明し、

松田(横浜FM)など経験のあるベテラン勢を召集しないなら、新しい選手を試すしかないので、

今回はちょうどいい機会なのかもしれません。

山口は28歳なので若くはありませんが、

水本は21歳、青山直は20歳とU-21日本代表の資格もあって若いですし、

2人とも体格に恵まれていて、経験を積ませれば面白い存在だと思います。

いきなり初キャップとなる試合の相手がアフリカの強豪ガーナということで少し厳しい感じもしますが、

強豪との試合を経験できるチャンスですし、

ここでいいプレーができれば自信になると思いますし、代表定着にもつながっていくと思います。

なので期待していますし、頑張って欲しいと思います。


オシムジャパンにとって闘莉王、坪井の怪我が、「怪我の功名」となればいいのですが・・・。



10月4日のキリンチャレンジカップ・ガーナ戦へ向けた、日本代表メンバー20名が発表になりました。


GK

川口能活 (磐田)

山岸範宏 (浦和)

西川周作 (大分)


DF

三都主アレサンドロ (浦和)

駒野友一 (広島)

水本裕貴 (千葉)


MF

羽生直剛 (千葉)

遠藤保仁 (G大阪)

二川孝広 (G大阪)

中村憲剛 (川崎)

鈴木啓太 (浦和)

阿部勇樹 (千葉)

佐藤勇人 (千葉)

田中隼磨 (横浜FM)

山岸智 (千葉)

長谷部誠 (浦和)


FW

播戸竜二 (G大阪)

巻誠一郎 (千葉)

我那覇和樹 (川崎)

佐藤寿人 (広島)


・・・・・。

DF、3人!?

しかも、CBは初選出の水本1人。

確かに、加地(G大阪)が前節の川崎戦でマギヌンのドロップキック気味のタックルを受け、

その後もプレイを続けていて結局この試合にはフル出場していたので、

「怪我にならなくて良かったなぁ」と安心していたんですが、

どうやらやっぱり駄目なようで・・・。

そりゃそうでしょうね。

あのタックルをくらって、フル出場していたのが不思議なくらいでしたから・・・。

そして、昨日の京都-浦和戦では坪井、闘莉王の両CBが揃って負傷。

坪井は左膝内側靭帯の損傷で、全治3~4週間程度の診断。

闘莉王は試合にはフル出場していましたが、

右太もも裏の痛みが激しいらしく、どうやら肉離れの疑い。

という訳で、現時点で右サイドのレギュラーと言える加地、

オシムジャパン不動のCBと言える闘莉王、坪井の両CBをを負傷で欠くことになり、

DF3人という緊急事態になりました。

でもまさか3人とは・・・。

代役として、伊藤(川崎)の召集なんかも考えてたみたいですけど、結局召集されてないし。

阿部をDFラインに入れるなりして、なんとかやりくりするつもりですかね!?

でもこういう時にこそ、水本のように新しい選手をもう少し招集して欲しかった感じがします。


中盤は、「ついに」というか「やっと」というか、中村憲剛(川崎)が初選出。
そして、こちらも以前から代表入りが噂されていましたが、山岸(千葉)も初選出。

怪我で中東遠征のメンバーからは外れていましたが、佐藤勇人(千葉)も復帰しています。

代わりに中東遠征のメンバーからは、

山瀬(横浜FM)、小林大吾(大宮)、伊野波(FC東京)、梅崎(大分)らが今回メンバーから外れています。


FW陣は注目されていた現在絶好調の播戸(G大阪)がやはり召集され、初選出。

他はJリーグでコンスタントに得点を重ね、

得点ランクに名を連ねる巻、我那覇、佐藤寿人の常連組となりました。

佐藤寿人は昨日の川崎戦でハットトリックを達成しています。
昨日の京都戦では久々の得点を記録しましたが、

ここ最近不調というか、疲れ気味の田中達也はメンバーから外れてしまいました。

残念ですが少しリフレッシュして、またリーグ戦で活躍して代表に復帰してもらいたいです。


ガーナ戦まで後3日。
今から楽しみです。

CLとか、エトーの怪我で記事にするのが遅れちゃいましたが、

今週半ばにも代表引退表明会見を正式に行う事で調整がされていると報道されていた中沢。

本来なら27日にその会見が行われる予定になっていたようなんですが、

どうやらまた延期になったようで・・・。

とはいえ、中沢の気持ちに変わりはないようで、

延期になった理由は、クラブと本人が話し合った結果、

「怪我などでオシム監督に呼ばれていないこともあり、このタイミングでやるのはどうか」

というのが理由のようです。

今後は中沢と代表の動向を見ながら、改めて会見を開く時期を決めるようです。


まぁ、ごもっともな意見ではありますね。

代表に呼ばれてもいないのに、代表引退表明をする必要は確かにないですから・・・。

でも、呼ばれる前に表明するから意味があるのか・・・!?

なかなか難しいところですね。

ただ、中沢に代表引退の意思があることは、オシム監督にも伝わっているはず。

代表でプレーする意思がない選手を、オシム監督が構想に入れているとは思えないですし、

わざわざ召集するとは思えないんですが・・・。

それに、若手を起用し、

「伸びシロ重視」の選手選考をを行っていくことを明言しているオシム監督ですから、

28歳という中沢の年齢を考えると尚更・・・。

中沢の実力自体は、オシム監督も認めているとは思いますが・・・。


なので、中沢自身の意思は代表引退で固まっている訳ですから、

早くスッキリさせてあげた方がプレーにも集中できますし、

本人の為にもクラブの為にもいいんじゃないかなとは個人的に思います。