今日はいよいよガーナ戦ですね。
キックオフは19:20となっています。
皆さんご存知の通り、
今日の対戦相手であるガーナはドイツW杯でアフリカ勢として唯一決勝トーナメント進出を果たし、
現在「アフリカ最強」との呼び声もある強豪です。
当初、今日が国際Aマッチデーではない為、
MFエッシェン(チェルシー)、MFアッピアー(フェネルバフチェ)、
MFムンタリ、FWギャン(共にウディネーゼ)など、
ヨーロッパでプレーするガーナの主力選手の来日が危ぶまれていて、
ガーナの2軍と対戦することになるんじゃないかと心配されていましたが、
今回来日したガーナのメンバー19名の内、15名がドイツW杯メンバー。
もちろんその中には、さっき挙げた選手達の名前も含まれています。
あくまでも親善試合なので、「本気モード」という感じの試合になるかどうかはわかりませんが、
メンバーはとりあえずフルメンバーと言えそうです。
オシム監督の言うように強い相手と対戦しなければ意味はないと思うので、
選手達にとっては現時点での自分達の力を測る上で意味のある試合となりそうです。
これまで同等、もしくは格下との試合ばかりのオシムジャパンですから、
(とはいえ、苦戦が目立ちますが・・・)
試合を観戦する僕達サポーターにとっては、
強豪相手にどんな試合を見せてくれるのか楽しみな一戦となりそうです。
この試合、少し心配でもありますし、
注目されているのが闘莉王、坪井、加地のレギュラーと言える3人を怪我で欠くDFライン。
DFラインの中でも、特に注目されているのが「CBを誰が務めるのか!?」という事ですが、
これまでの情報によると、
4バックなら水本(千葉)と今野(FC東京)。
3バックなら右に今野、真ん中に阿部(千葉)、左に水本となることが濃厚のようです。
3バックなら阿部が真ん中に入る事と、
4バックでも3バックでも初選出の水本が起用されることはある程度予想できましたが、
まさかCBに本来ボランチの今野を起用するとは・・・。
でも今野は身長178cmと、CBとして見ると上背はありませんが、
ボランチとしてのプレーを見ればわかる通り、守備能力は非常に高い選手ですからね。
結構面白い起用だと思いますし、期待できると思います。
普通にCBが本職の青山直(清水)を起用しても良かったような感じもしますけどね。
あとオシム監督は、4バックなら左SBにこれまで起用してきた駒野(広島)に代わり、
三都主(浦和)を起用することを明らかにしているようです。
どうやら駒野は守備は合格だったようなんですが、攻撃の面で物足りなかったようで・・・。
とはいえ、三都主の場合その逆になりそうな気もしますが・・・。
ジーコジャパン時代に散々言われてましたし、本人もDF苦手って認めてますし・・・。
オシムジャパンではこれまで本来の攻撃的な位置で起用され、いいプレーを見せていたので、
もう左SBでの起用はないかなと思っていましたが、
「左SB、三都主」はオシム監督の中では非常に評価が高いようで、
再び三都主を左SBで起用するようです。
まぁ確かに守備は問題あると思いますけど、
個人的には結構好きなんでいいですけどね、三都主の左SB。
しかしこの左SBというポジションもCB同様、ほんとに層が薄い。
ていうか、ジーコジャパン時代もオシムジャパンになってからも、
純粋な左SBは召集されていないような気が・・・。
左SBの人材発掘もオシムジャパンにとっては急務と言えそうです。
そして、もう1つ注目されているのが2トップ。
これまでオシムジャパンの4試合全てに先発出場を果たしていた
田中達也(浦和)が召集されなかったことにより、
おそらく2トップの内、1人は巻(千葉)で決定ですが、
その巻と誰が組むのかということに注目が集まっています。
巻を除くと、今回召集されているFWの内、
巻と同タイプである我那覇(川崎)がスタートから巻と組むということはまずないと思うので、
自然とタイプの違う播戸(G大阪)か佐藤寿人(広島)のどちらかということになりますが、
こちらはどうやら初選出の播戸のスタメン出場が濃厚のようです。
播戸は現在リーグ戦6試合連続得点などを含む、今季通算15ゴール。
佐藤寿人も前節の川崎戦でのハットトリックなどを含む、今季通算15ゴール。
結果はもちろん、現在のコンディション的にもほぼ互角だと思います。
なのでほんと甲乙つけ難いとは思いますが、
播戸の6試合連続得点という継続性と勢いをとったっていう感じでしょうか!?
オシムジャパンになってからなかなか先発出場の機会がない佐藤寿人。
今回はチャンスかなと思いましたが、どうやら出場するならまた途中出場という形になりそうです。
でも、これまでも代表では短い出場時間で結果を出していますからね。
どんな形であれゴール目指して頑張ってもらいたいと思います。