今日はスタジオヨギー中目黒で
サンスクリット語講座を受講してきました。

ヨガを学ぶ上で、ちょっとだけネックになるのがこのサンスクリット語。
そういえばK子先生は、ヨガをはじめた頃、呪文かと思ったとか言ってたなぁ。
私が始めに接したヨガ教室は
サンスクリット語をほとんど使わないところだったんで
他のヨガスタジオに行ったときに
何をやろうとしてるのがとっさに分からず
困った経験がありました。
それが、アヌサラヨガなどをはじめ、いくつかのスタイルのヨガに接し
なんとなくサンスクリット語の面白さに興味を持ち
自分なりのヨガ用語テキストを作ろうとしたものの
思ってた以上のボリュームになりそうで、はてさて、完成はいつになることか…。

それはともかく、今日のサンスクリット語講座。
結果を先に言っちゃうと、メッチャ面白かった~!
講師の先生はスリランカ僧侶のラブガマ・ナーラダ師。
年齢を聞かなかったけど、多分まだ若い方じゃないかなぁ?
日本語ペラッペラで、しゃべりにほとんど違和感がないんだよね。
しかも、すごくシャイな方。
リー先生のお友達だそうです。

そもそもサンスクリット語とは…
元々がヴェーダ聖典のために作られた言葉であり
SansとKrtaという言葉に分けられ
各々“より良い”“作られた”という意味を持つんですって。
そして、宗教書、哲学書、文学書のそれぞれで使われる際や
また、発音の仕方や韻律によっても
意味や文法が変わってくるらしいんです。
ナーラダ師も、サンスクリット語を学ぶのは
かなりマニアックな人だって笑ってました。

今回はまず、サンスクリット語の母音にあたる部分を
少しだけ学びました。
でもね、この母音という考え方も厳密にはちょっと違うらしいんだよね。
サンスクリット語でこの母音にあたる言葉を
Pranaksaraと言うらしいんだけど
これは、Prana(命)とaksara(文字)という意味からなっていて
子音に対し、命を与える文字というニュアンスらしいんだよね。
一般に考える母音とはちょっと感覚が違うみたいなんだけど
すごく微妙すぎて説明しきれなかったみたい。
ほかにこの母音には、短音(促音)と長音とがあり、
文字の書き順などの説明をしてくださったけど
私は途中でギブアップ!
一生懸命書き写すより、話聞いてたほうが面白そうだったんだもん。
ちなみに、サンスクリット語をはじめ
東南アジア方面の文字は丸~く書くのがコツらしいです。
で、このあとにバガヴァッド・ギーターの一部を紹介してくださったんだけど
これがまた面白かったなぁ~。

全部で3回のシリーズ。
残念ながら、私が参加できるのは今回のみ。
本当は全部受けるつもりだったけど
断れない用事が入ってしまいました
…実は割と嬉しい用事だけどね(この件はまた次回)。

楽しい座学です。
オススメですよ~。