16歳。高校1年生。
高校に入学すると、中学とは違い、キラキラした人がいっぱいだった。
そして、そんなキラキラ女子2人と同じグループになった。
私は何となく居心地の悪さを感じていた。
今どきの会話についていけない。
だけど、ついていこうと必死な自分がいた。
今、考えれば必死感が漏れていただろう。
いわゆるちょっとイタイ奴。
私はいったい誰なのか?本当の私はどれだろう?
中学の頃よりさらにわからなくなっていった。
友達の前での私、部活での私、先生の前での私、家での私
全てが違った。
全てが私のようで全てが私じゃなかった。
本当の自分がどんどん小さくなって、消滅しそうだ。
中学の陸上部で鍛えた筋肉質の脚は、コンプレックスだった。
みんなは制服を可愛く着こなしているのに、私は、、、
この頃の私はとにかく自分に自信がなかった。
だから、勉強も部活も、とにかく頑張れることは頑張った。
でも、足りない。もっと、もっと、、、
そこから、私のダイエットは加速した。
とにかく食事制限をして、たくさん動いた。
やればやるだけ体重が減ることが嬉しかった。
もっと。もっと。もっと。
いつの間にか体重は30㌔に体脂肪率も10%をきった。
生理もとまった。
それでもまだ足りなかった。
周りから「痩せてるね」と言われるのが嬉しかった。
褒められている、認められていると思った。
そんなある時テレビで大量の水を飲み食べたものを吐いている人を見た。
私の中に「食べても吐けばいいんだ」という知識がインプットされた。
その後私は約10年間、そのスタイルで食べては吐くことを続けた。