今日は三角のポーズ(トリコーナアーサナ)についてご紹介。
このポーズで得られる効果は、主に以下の通りです。
・内転筋の柔軟性向上
・身体の左右のバランスを整える
・引き締まったお腹
このポーズでとりがちなのがこんな形↓
どこを直したらより効くポーズとなるのでしょうか?
一番の改善要素は上半身が前に倒れていること!!
このポーズで最も伸びている部位は脇腹(上に写真では左側)であるはずです。
しかしこれでは、
上半身が前に倒れていることで肩が内側に入ってしまい背中が丸まり、脇腹が伸びを感じることができませんよね。
それでは正しいポーズのとり方とは?
①足幅は両手を肩に広げた時に、手首の真下の足首がある。
②両膝が伸びているまま、上半身を真横にスライドさせる。
※右に身体を倒す場合は、
右足の付け根(股関節)を身体に引き込みながら、左腰を真横に押し出していく!
この時に上半身が前に倒れてこないように注意!!
③その状態から上半身を右側に回転させるよう倒し、右手は脚の添えられるところに添え、左手は天井に伸ばす。
※右手と左手が一直線上に伸びていることを確認!!
左手(上に伸びている手)が前に倒れていたら身体を倒しすぎている。
☆足の付け根から上半身を真横に倒すことで内腿が伸びていきます。
真横から見た時に、上半身が前に倒れていたら身体を倒しすぎていて脇腹の伸びが足りません。
くれぐれも身体が真横から見た時に「くの字」に折れ曲がらないように気を付けましょう!!
また、このポーズを苦手とする人には、こんなタイプが多いです。
・外反母趾の人
・普段立ち姿勢が外側重心(足の小指側に体重が乗りがちな人)の人
・内転筋の硬い人
このような人達は、足を大きく広げて両足で踏ん張り、バランスをとることが苦手です。
そんな人はこのポーズを練習することで、
重心の位置を正しい位置へと戻し、身体のバランスを整える効果へと導いてくれます。
ヨガのポーズは見様見真似や自己流でやるよりも、
正しいアライメントで行うことで効果は何倍も変わってきます。
参考にしてみてください☺
それでは、
今日も素敵な一日をお過ごしください☆★

