あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

今日はオンライン依田塾でどういうことをやっているのか話したいと思います。

オンライン依田塾

 

オンライン依田塾は昨年4月16日に開講して8か月半ほどになります。

 

定期の講義は1回1時間ほど、それを月に8回、主に土日に行っています。

 

内容は僕や古今の名人たちの打ち碁を題材に布石や中盤の手筋の考え方などを主に解説しています。

 

 

内容は高段者レベルですけれども、それを初心者が視聴しても理解できるように解説しています。

 

もしも講義の内容でわからないところがあれば、質問をメールで送っていただけたら僕が直接答えます。

 

規定の講義だけで月に8局、8時間程度配信しているということですね。

 

その他に不定期で行う講義もあります。

 

「聴かなければ人生の損失講義真の高段者への道基本死活編」は現在35まで作成しています。

 

基本死活の基本中の基本、「隅の4死6生、辺の6死8生」からその原理を説明しているので順を追って視聴すれば、初心者の方で

も難解な内容も理解できるように作成しています。「高段者への道基本死活編」は30位が難易度のピークでプロ級の内容です。

 

それ以降は応用問題を解説しています。

 

ネットでアマ高段者の碁を拝見していても、6死8生の原理を理解していない方が多いです。

 

それも無理からぬことで、世間に出回っている死活の本は解答は示しても、どうゆう構造になっているのかを示していないことがほとんどだからです。その点、本での説明は僕も含めて限界もありますし、動画は有利なんですね。

 

基本的に配信した動画は1か月で消えるのですが、「真の高段者への道基本死活編」は消さずにそのままにしています。

 

なぜかと言えば、基本死活だけはアレンジがきかず、すべての受講者に視聴してもらわないといけないと考えているためです。

 

最近受講者に好評なのが50年ほど前に瀬越憲作先生が出版された名著「手筋辞典」の問題に僕が新しい解釈を加えて配信している手筋講義です。手筋辞典は1千図、世で手筋と言われているものをほとんど網羅していると言って過言ではないものです。

 

それに、配石などを変えたりして手筋の新しい解釈を加えようとの試みで、後世に残るものを残したいと考えています。

 

他にもありますが、規定と規定外の講義合わせて月に15時間ほど動画配信しています。

 

受講料は月に税込み10780円です。オンラインだからできるのですが、

 

この内容をこの値段で配信するのは価格破壊だと同業者からも言われましたが、

 

僕としては、日本の平均棋力を5子程度は上げたい、それが日本の国力を上げることだと思っています。

 

又、世界に広がれば世界平和につながると思っています。

 

最近70代の受講者の方からいただいたメールで去年の4月から受講して、以前は先で全く歯が立たなかった人に先で勝てるようになり、大会の方から7段で打つように言われ、今では7段でも大会上位に入賞されるということで、お喜びの様子とてもうれしく思いました。