こんにちは。よだけんです。

もう一人の自分編のブログ更新が少し遅くなってしまいました。

少しずつですが書いていきますのでこれからも読んでくださいね。

 

前回の最後

 

ケン「生きる意味だったね?」 

けん「うん 」

 

 

--------------つづき----------------

 

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・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

ケン「ボクに生きる意味ってあるのか」 

けん「そう 」

 

ケン「ボクにはある」 

けん「え?あるの?? 」

 

ケン「まぁボクの存在は特殊だ。生きる意味というよりは存在する意味というべきかな。でもちゃんとあるよ」 

けん「へぇそうなんだ。どんな意味なの?」

 

ケン「「なぜ存在するのか?」その答えを探すのがボクの生きる意味だ。つまりボクも生きる意味、キミの中に存在する意味を探しているということだよ」 

けん「へぇ・・・そうなんだ」

 

ケン「意外かね?」 

けん「意外というか・・・なんか不思議」

 

ケン「不思議?」 

けん「僕は、君は何でも難しそうなことを学者みたいに淡々と話すから、てっきり意味を持っているのかなと。意味って探すほうじゃなくてね」

 

 

ケン「なるほど」

けん「だからなんか不思議な感じ。君でも探しているなんて」

 

ケン「さっきまではそうではなかったと?」 

けん「うん。なんとなくなんだけど。もう存在する理由は決まっているのかなと」

 

ケン「なるほど」 

けん「もしかしたら存在しなかったかもしれないもんね」

 

ケン「ああ」 

けん「そう考えれば、僕が君と出会えたことも意味があったってことなのかな?」

 

ケン「そうだろうな」 

けん「不思議だね」

 

ケン「ああ。キミが今まで生きてきた年月の中でやってきたこと、そのすべてが一つでも欠けていたらボクは存在しなかったかもしれないな」 

けん「そうだね。そう思ったら、君はものすごい確率で僕の中にいるんだね」

 

ケン「そういうことになるな」 

けん「なるほど」

 

ケン「何か思うことはあるか?」 

けん「いや、そう考えると僕ってすごいのかな。そんな確率の低いものに巡り合っているから」

 

ケン「そう考えられれば、自分自身の見方が変わるだろうな」 

けん「そうだね。なんかすごい力で生かされてる感じがする」

 

ケン「別に最初から決まっているものなど何もない。すべてキミが生まれた時から引き寄せてきたものだ。そこに奇跡も偶然もない。いまのキミが引き寄せたすべて必然のものなんだよ」

けん「必然・・・」

 

ケン「起こりえないことが起きた時、人はそれを「奇跡」と呼ぶ。だがそれはその人に起こるべくして起こった必然的なものともいえる」 

けん「つまり最初から起こることだったってこと」

 

ケン「少し違うな。もっと正確に言えば「起こさせた」だ。最初から起きることが決まっているならそれは定め。変えることはできないし抗うこともできない。もしそうなら、人はみんな自分の人生に抗うことはできない。生きる意味など探す必要もない。最初から決まっているのだから。 

しかし現実は違う。奇跡とか偶然とかいうことが起きる。それはその人が様々な場所で過ごし、考え、行動して、様々な人に出会い、体験して、感じて、生きてきたすべてが引き寄せただけに過ぎない。それまでやってきたすべてがあって初めて起こせたことなんだ。どれか一つでもなかったら実現しなかった。だから「無駄なものなど一つもない」というのは人が生きる上で当たり前のことなんだ」 

けん「なるほど」

 

ケン「そう考えれば、一つ欠けたらどこに行くと思う?」 

けん「え??・・・どこだろう」 

 

 

 

-----------------⑤につづく---------------------