新規開拓をしていて、あまりにも衝撃的な出会いがあろうものなら、妄想の戯言として妄想に妄想を重ねてみても罰はあたるまい。
まさかそんな心を揺さぶるような階段からの眺めに心は揺れていた。至高の扉の先に当てられて不治の病にかかっているのだから、心が高揚してしまうのを我慢できるはずもない。誘われたのならば(妄想)、相手に委ねてみるのも悪くない。
嬢を指名することなく、入れる時間を確認して予約をとり、呼び鈴を鳴らした。引き戸を入り靴を脱ぎ、目の前のソファへ腰を下ろす。店内を眺めつつ渡されたメニューをみる限り、値段は相応に感じる。日本語が通じる受付嬢の説明は明瞭で、ジェスチャーによるお誘いにコースを決め90分15kを手渡した。1Fに施術部屋はあるけれど、どうやら施術は2Fらしい。手招きしてくれた嬢は階段の先にいてムッチリした眺めは壮観だった。早歩きして顔をうずめたならば、はじき返されそう。日本語があまりわからない20代後半かなと思える黒髪嬢の笑顔には優しさが感じられる。急な階段だから転ばないようにしないとね。
施術部屋へ案内され、シャワーを浴びるため1Fへ移動した。もう少し綺麗で湯量があると良いかな。部屋へ戻り嬢が来るまでのちょっとした間に耳を澄ませてみたけれど両側の部屋から聞こえる物音は妄想を刺激するほどではない。男のうめき声が聞こえてきたら萎える?負けずに声を出す?嬢の声だけでよい!(笑)。ちょっと他の嬢が気になるけれど、目移りしている場合ではないね。
生まれたままの姿で受けるマッサージに緊張することなく、うつ伏せで見えない嬢を妄想しながら、背面のマッサージが始まる。しっとりしっかりしたマッサージ。若すぎる嬢ではないので、少し安心していた。力の強さはほどよく、一生懸命さが伝わってくる。擦りこむタイプのオイルマッサージは心地よく、心までほぐされてくる。
妄想を膨らませてしまうと仰向けが待ち遠しく、背面の時間配分にやきもきしながら残り時間が気になってしまうのは、男のサガと思いたい。今回は筍剥ぎに会う事が無い上に、90分なのだからそんな心配は無い。
仰向けの案内があり、嬢はしばし退出したので妄想する時間ができた。耳をダンボのようにして囁きを聞き分ける。そう、心を高ぶらせるために(笑)。ほどなくして嬢が戻ってきた。嬢はバスタオルをはだけさせる手伝いを求めるように寄り添い、はぎとったときに魅せる恥じらう姿!心を掻き立てるね!と妄想するものの、普通にタオルをとって寄り添うのだった。まぁそうだよね(笑)。
ゆっくりと優しく握りしめて微笑む。合格かな?・・・。笛の音が響き、陽気に激しく喜びそして暖かく包み込むように心は揺さぶられる。うまいね。ならば・・・。秋の味覚を楽しむが如く栗を弾き、皮を剥き優しく拾ってみるかな。なかなかどうして楽しませてくれる。激しくゆっくりと緩急をつけて微笑みながら踊る嬢に手を伸ばし、手のひらに収まる実りを楽しむ。帽子を脱いで喚起の声を上げたいところだけれど真摯に徹しよう(笑)。後ろから見えるたわわな眺めは圧巻でじっくりゆっくりと実りを頬張り弄る。歓喜にのめり込んで高揚の世界に浸り、陶酔するが如く汗ばむ背中が愛おしい。優しく激しく欲望のままに突き進み肌を擦り付け貪り、身体を振るわせて力尽きた。支える腕に力が入らない。寄せる肌から伝わる鼓動の余韻に浸りながら息を整えた。
サンクス。。。
残り時間に頭と顔のマッサージをしてくれた。余韻も相まって頗る気持ち良い。優しさのあるマッサージは心が癒されるね。妄想と現実の狭間を彷徨い酔い痴れてしまった。
慣れとは恐ろしい物で、妄想を求めたくなるのは自重するべきだけれど、そんな魅惑の扉の先を経験してしまうと嬢に火を灯してほしいと求めてしまいたくなる(笑)。マッサージなのだから・・・されど心のマッサージを求めてしまうのだ。まぁ、施術中にいつもそんなことを考えてしまうほど擦れてはいないと言い聞かせて、心の内をチラ見せして火を灯してくれるのならば、優しく心のままに。妄想はほどほどに。