今週は梅雨空が続くということで、畑にはしばらく行けません。
今頃野菜たちは暖かい雨を思い切り吸い込んでグングン大きくなっていることでしょう。
「野菜は農夫の足音を聞いて育つ。」ともいわれます。
畑に通えば通うほど、タイムリーに野菜が求めているお世話を見つけることができ細かな配慮ができるということだと思います。
しかし雨の日、農夫の私は家でのんびりします。
雨降りの今、畑は野菜だけの時間です。次に会えるのを楽しみにして過ごしています。
7月9日の様子 奥からサトイモ、かぼちゃ、さつまいも
というわけで畑に行けない今回は、先日の梅雨の晴れ間に行った畑の様子をご紹介します。
タイガーメロンの雄花
宿儺かぼちゃの雄花
5月末定植のウリ科野菜に雄花が付き始めました。
そうそう、メロンも野菜のカテゴリーに入ります。
スーパーでは果物コーナーに並んでますが、国の基準(そんなに大それたものではないですが)では野菜とされています。
単に出荷量などの統計上の区分けということですが、
基準としては
1年草の作物を野菜、多年草や樹になるものを果物
という区分けです。単なる豆知識です(^-^)
タイガーメロンも宿儺かぼちゃはどちらも在来種で、昨年の実から種取りしたもの。どちらも3代目です。
しかし宿儺かぼちゃについては、昨年隣の畝で別のかぼちゃを栽培してしまったので交雑(品種が混ざること)している可能性が。。
どんな実がつくのか楽しみではあります。
バターナッツかぼちゃです。こちらは雌花がついています。
早速人工授粉しておきました。
小さいながらすでにくびれが特徴のバターナッツかぼちゃの形をしています。
一見草むらに見えますが、写真中央に倒れている草があります。
根元をたどると特徴的な葉っぱが。これはレタスがトウ立ちし花が咲いたものです。
こんなふうに茎から倒れて頭頂部にできた種をまいていくんですね。
夏を超えて涼しくなると、ごく少量ですが自然ばえのレタスが生えてきます。
こちらは自然ばえの白菜です。今はナスを育てている畝ですが前作の白菜のこぼれ種が自然に生えてきています。
ただこの時期はコオロギやシンクイムシなどが多いので、しっかり大きくなれるかは微妙なところです。
収穫出来ればラッキーどころか超々ラッキー!な感じで見守っています。
この日(7月9日)はしばらく雨が降ってない梅雨の中休みのような時期でしたので、ナスの葉っぱも少し元気がないというか瑞々しさが少ないなと感じました。
水分の少ないお肌と同じで少しカサカサして見えますね。
今頃は雨の中で活き活きしてるんじゃないでしょうか(^-^)
畑の時無しダイコンを使った豚小間と大根の煮物
雨の日は趣味の料理をする絶好の機会です(^-^)