ナマステ!ごめんなすって漫遊記

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新婚生活のはじまりは、インド駐在生活でした!
そんなこんなのインドの日々を写真と共に綴っております。

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5月初旬に、日本から東京JCFの牧師先生とゴスペルシンガーソングライターの

御二人がインドでのご奉仕のために訪印して下さいました。


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到着の翌朝早く、私達が通っているデリーバイブルチャーチの主任牧師先生が、

インドで一番大きいと思われる神学校「グレース・バイブル・カレッジ」へ案内くだ

さいました。

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主任牧師のピレイ先生が、ゴスペル歌手横山氏と長谷川牧師を案内。

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事務塔の屋上から一望できる神学校の広さは半端ではない!なんと600エーカー

と言うのですが、広すぎて全然わからない(笑)


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校内には、自然に住み着いたクジャクが、今では80匹くらい生息しているとか。

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地下倉庫には、沢山の言語で書かれている聖書や教科書が山積みに。

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この敷地内には、孤児院や小学校、大学院、図書館、礼拝堂、職員寮、食堂など

併設されているので、職員約200名、生徒数約700名がここで生活を共にしながら

学んでいます。

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3000人も収容できる講堂。ここでインド中の牧師が集まりカンファレンスをするそうです。

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ここの礼拝堂では、毎日礼拝が行われていて、この日は地元の村人たちが集まり神様に賛美を

捧げていました。もちろん、ヒンズー語です。


この辺りは、昔は呪われた土地と言われていて、その御蔭で安く多くの土地を購入することができた

そうです(笑)ピレイ先生のご両親たった2人で始められた宣教活動により、神学校を創設されました。

今では6000人余りの卒業生がインド各地で牧師や宣教師として活躍されているそうです。

ハレルヤ!!!!

さて、ディナーの時間。


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お洒落なランプの灯りが、そこここで揺らいでムード満点!


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古城の中庭で、ラジャスタンのダンスがあるということで待つことに。

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ディナーもカリー。野菜、チキン、マトン、豆類、いろいろあって意外と美味しい!

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可愛いい踊り子さん登場!


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夜の古城も探検!

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御昼にみた時とまた違った感じがいい♪

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プールの水面が反射して、鏡のよう。


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夜の古城はじつに幻想的でした。静かな休日を過ごせました。

デリーから車で約3時間ほど、ラジャスタン州のニムラナというところに

ダーリンの進めているプロジェクトがあると言うので、その工場建設予定地を

見学し、その日は「ニムラナ・フォート・パレス・ホテル」に泊りました。


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名前のとおり、ここは古城。

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プールはホテルになってから作られたもの、マハラジャの時代にはありません(笑)

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ラジャスタン州を一望できる山の上にあります。

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中にはエレベーターなどありませんので、部屋までは階段をすべて上り下り。

結構な体力が必要なホテルです(笑)



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モーニングを頂き、フルーツを沢山食べて目を覚ましたら、お城の中を探検です。


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私達が泊った部屋は客室の中でも一番高い最上階!階段がきつかった!!!


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御昼は、もちろんインドカリーを頂きました。あまり油っぽくなく日本人の私達も

美味しく頂けました。


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午後はのんびりプールサイドで。ダーリンはプールで運動、私は読書。


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ダーリンに教わりながら、はじめてチェスに挑戦しました。将棋にルールが似ているので

意外と覚えやすかったです。勝負は、やはり私の負けです(笑)

この日の午後には、知り合いの韓国の牧師先生が開拓された教会から、連絡があり

東北大震災の救済のために使って欲しいと献金を渡したいということで、さっそく

私達はデリー郊外の教会へ向かいました。


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道路も舗装されていない、でこぼこ道を入っていきます。


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こうした貧しい村の光景が、インドにはまだまだ沢山あります。

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同じような路地ばかりで、帰りの道は大丈夫かしら?心配になるような道ばかり(笑)


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生まれたての教会です。会堂が最近出来上がったばかり。入口がなにげに十字架。

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中に入るとゴザが敷いてあるだけで、扇風機も椅子も何にもないところに、沢山の

クリスチャンが集まっていました。ここでもイースター礼拝をお祈りから始めます。


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ヒンズー語の聖書朗読                   ヒンズー語で皆で賛美

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主任牧師のヒンズー語による説教            教会の皆さんから献金を私達が預かりました。

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説教のあとは、ヒンズー語に吹き替えた映画「パッション 」を上演し、子供も大人も

むんとする暑い会堂の中で、食い入る様に皆真剣に見ていました。

イエス様の十字架の意味をこの映画はよく現わしています。


この辺りはまだまだ貧しい人たちが多く、その日暮らしで、こどもに靴も履かせられない

生活をしています。酷い男尊女卑や家庭内暴力、過酷な児童労働など、平和とは程遠い

生活環境の中で、イエス・キリストを信じ求め、助けを乞うことで、心の平安ばかりか

物事が良い方に変わったという信徒の証を多く聞き、生きて働く神様のみ業を知りました。

皆、真剣に心の底から信じる、神様を求める強い信仰の姿に、私は感動を覚えました。


「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。」


(マタイ5章3節)



そんな教会の兄弟姉妹からの献金は、大変尊い、本当の意味で価値の高い捧げものです。

自らも貧しい生活をしているにも関わらず、日本のことを心配して捧げて下さったのです。

生活は貧しくても、大きな愛があります。私達は本当に心から感謝しました。


主がこの生れ立ての教会を益々祝福してくださいますように。

教会の兄弟姉妹たち、お一人おひとりの上にも、

豊かな祝福とゆるぎない平安が与えられますように。


翌日、さっそく日本の指定のあった教会へ送金させて頂きました。


デリー・バイブル・チャーチの賛美チームの歌声です。
私はメインボーカルの少女の声が好きでブログにアップしてみました。



この日は、クリスチャンにとって大事な聖日、イースター 礼拝。

ヒンズー教の国家なのに、なぜか「Good Friday」とか言ってちゃっかりインドも休日(笑)

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私達が通っている「デリー・バイブル・チャーチ」では、英語とヒンズー語の合同

礼拝が行われました。


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合同礼拝なだけに、とにかく出席者が多すぎて椅子が足りなくなり、後ろは立ち見みの信徒も。

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子供たちの寸劇。子羊達の可愛いダンス。    イエス様の登場!皆に教えを説いています。


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イエス様が人類の罪を背負って十字架にかかり、  子羊達が途方にくれいている場面。


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日曜学校の子供たちが、この日の為に沢山練習してくれました。皆で記念撮影。

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そして、子供たちの劇やユースの踊りの出し物のあとに、牧師先生の迫力のある

説教を英語とヒンズー語の同時通訳で、イエス様の復活についてメッセージを

聞きました。



「そして、キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、


あなたがたの信仰も実質のないものになるのです。」 


(聖書: 第1コリント15・14)


長い旅行で、ダーリンの仕事も溜まっていてこの日は残業。


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何が食べたいと聞いたら、オムライスのリクエストを頂きましたので、さっそく。

オムライスはメッセージが書けるので、なんか気持ちを伝えるのにいいかも・・(笑)

夢の逃避行は終わり、インドの生活へと戻った私達は時差ボケで大変(笑)


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5歳の可愛い甥っ子へのお土産は、NASAの宇宙服。きっと喜ぶはず!!


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宇宙食のドライフルーツのイチゴ。食べてみると、本物より酸っぱい感じ。

お土産とはいえ、実際に宇宙飛行士たちが食べていたものらしい。


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同じく宇宙食のドライ・アイスクリームサンド。アイスなんだけど、溶けない!(笑)

味もなかなかイケます。クッキー感覚でコーヒーと合います。