今年の合格点は99点だそうで、私は自己採点によれば145点ですので無事に通過しました。
まだ合格者の番号は分からないものの、予備試験経由の受験者は400人で合格者も400人で、
私もそのひとりですからマークミスはなかったのでしょう。
今年は、ついに予備試験組が司法試験短答合格率100%を達成しましたね!
さて、予備試験のほうも短答の合格発表がありましたね。
合格された方、本当におめでとうございます!
合格点は162点ということですから、去年よりはちょっと問題が簡単だったのでしょうか。
ただ、行政法の平均点が10.7点って鬼畜ですねw
今見ても解ける気がしないので問題は見ていませんが、
公法系で時間不足というのは考え難いので、
マニアックな箇所ばかりから出題されたのでしょうか。
短答に合格された方、次は論文ですね。
この論文試験、受けることに非常に大きな意味があると思います。
というのも、模試や答練とは異なり、学者の先生などからの評価を得られるからです。
そして、おそらく模試や答練と採点基準は全く異なり、
その相場感覚を何となく感じることができる絶好のチャンスです!
私自身、初受験は短答で落ち、二回目は論文で落ち、三回目で最終合格しましたが、
二回目の論文が終わった直後の感想は「こんな試験、一生受からねーな」、
「2500位(その年の最下位ぐらい)ぐらいじゃねーの?」でした。
ほとんどまともなことは書けなかったですから。
ところが、成績が返ってきたら順位は800位程度。
その年の合格者は500人ぐらいでしたから、
「自分の書き方はこれで問題ない」「あとちょっと知識を補充すれば受かるな」と感じました。
書き方というのは、三段論法を死守しつつ、規範をでっち上げ、あてはめ勝負に持ち込むものです。
(ただし、この書き方は答練や模試では低い点数を付けられる危険がありますw)
おそらく、1500位とかそれ以下になる場合、
知識というより書き方に問題があるのだと思います。
自分では三段論法をしているつもりだけどできていないとか、
規範を書いているつもりだけど規範と見られていないとか、
あてはめをしているつもりだけどあてはめになっていないとか。
それが分かるだけで、仮に落ちても勉強方法は修正できます。
こんな感じで、受かっても落ちても論文試験を受けることに意味があります。
この時期、きついことは私も分かりますが、あとちょっとです。
頑張ってください!