社会人で予備試験から司法試験受験を検討している方も大勢いらっしゃると思うのですが、社会人から予備試験受験を検討するに当たって得るものと失うものを天秤にかけて検討しないといけないと思います。

 

今は司法試験に合格したからといって即仕事に繋がることはあり得ないと思っていますし、合格したとしても法的な素養があるという一つの武器を手に入れたに過ぎないと思っています。

 

その武器を手に入れるために失うものは、社会人にとって一番大きなものはやはり「時間」だと思います。私はまだ小さな子供がいるので、子供が小さなうちの時間は特に貴重だと思っていますし仕事以外の大半の時間を費やす必要があります。それで得るものは一つの武器に過ぎず、合格の保証もない。社会人で受験されている方はそんな葛藤を乗り越えて受験されているのだと思いますが、合格を勝ち取った方々は本当にすごいと思います。

 

ようやく私自身も上記のような葛藤を家族の同意を得て振り切ったわけですが、2020年受験に失敗したらきっぱり諦めて別の道を歩みたいと思います。というわけでこんな身勝手な決断を賛成してくれた家族に感謝です。