予備校・塾の一番の宣伝は口コミである.

口コミ無しで続くところはないと言っていいだろう.


そのために一番効果的なのは


退塾を減らす


ということだ.

退塾を減らすには


「結果を早く出す」


「楽しいと思わせる」


の2点だ.


ただし,このようなことに執着すると最終的な結果が出ず,

結果的に大きく次の年の生徒数が減ることになる.


したがって,長い目で見ると


「志望校に合格させること」


が1番の目標になる.


この2つのバランス感覚が非常に重要になる.

このバランスを保つためにはクラス分けをする時の講師配置が非常に重要である.

「力がある講師」

を単に上位クラスに置くのではなく,

「楽しく」教えられる講師と「徹底的に力をつけさせる講師」とで区別をつけること.


そして,それを補うことができる人を担任やチューター,フェローとしてつけること.

講師とスタッフで補い合う形を作ることが出来るのが理想である.

最近の上位層を狙う予備校は必ずといっていいほど


「思考力」


ということばがパンフレットやHPに載っている.


これは大学入試で出題される問題がこの「思考力」を問うているからに他ならない.


ではなぜ「思考力」を問う問題が大学入試に出ているのか.

そこまでしっかりと説明できる予備校は無いと言ってもよい.



小学校から振り返ってみると


小:勉強の楽しさ

中:覚えるもの中心

高:思考力中心


になってくる.

もちろん高校でも沢山覚えたよ!と思うかもしれませんが,

中学に比べると「思考」する機会が増えたのは明らかだろう.



これを見て,各期間の目標が次のステップへの橋渡しになっているのに気付くだろうか.

思考するためにはその材料になるものを覚えなければいけない.

覚えるためには楽しみを見出さなければならない.


こういった繋がりがある.

こうしてみると,社会に出たり大学に入ったりすると思考力が必要になるという結論にいたる.

そしてそれもまた明らかだろう.


「WiiやDSが売れたのは何故か」


これをあらかじめ予想して製作しなければならないし,

任天堂で売れた理由をSONYでは考えなければならない.


その「何故」を考えるのが思考力だろう.


だから難関大を中心に,大学受験では思考力が試される問題が出る.

これをわかっていて「思考力が大切」と言うのと,

ただ「大学入試で出るから」という予備校では差は明白である.



これは圧倒的に単科をお勧めします.

もちろん,セット受講にした方がいいのですが,

セットにすると


○弱い講師を使いやすい

→成績が伸びない→退塾につながります.


○講師が成長しない

→セット受講だと,他の教科との総合の満足度で退塾・継続が決まるので,

よかったら自分のお陰,悪かったら他人のせいにしてしまうので成長しません.


つまり


塾内を活性化させるためには単科制にした方が圧倒的にいいのです


最初は「いい授業」しか取らないのですが,それでは経営者も講師も困るので

努力をするでしょう.


セット受講の方が確かに一見収入は増えそうですが,単科受講にして

各教科で競わせるのがいいでしょう.


逆に言えば,高校生が予備校を探すときには,セット受講の際に講師のレベルをしっかりと

確認できるようにしておけばいいでしょう.


ちょっと短めですが今日はこのへんで.