医師国家試験を受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。
噂には聞いていましたが、国試本番は想像以上に体力と集中力を削られます。知識量だけでなく、二日間を走り切る“持久力の試験”という側面を、身をもって実感しました。
私はやや特殊な立場で、医師国家試験の前日まで実地修練をしていました。そのため、良くも悪くも試験に向けた過度な緊張感はなく、気づけば「今日は国試当日だった」という感覚で本番を迎えることになりました。
試験直前の追い込みや不安に飲み込まれなかった点は、結果的にはプラスに働いたのかもしれません。
会場は大正大学巣鴨キャンパス。
到着すると、各大学の応援団が花道を作り、声援を送ってくれていました。受験生にとってはありがたい光景です。 ……もっとも、残念ながら弊学からの応援は見当たりませんでしたが。
これまでの模試の結果から、「まあ大丈夫だろう」と内心では思いながら、妙に堂々と教室へ向かいました。会場は10号館5階。
教室に入った瞬間、空気が明らかに違いました。静かで張り詰めた独特の緊張感。さらに驚いたのは、50歳以上と思われる受験生が一教室に4〜5人はいたことです。
加えて、海外医学部出身と思われる受験生も多く、医師国家試験という場の多様性を改めて実感しました。
Aブロックは例年難しいと聞いていましたが、やはり噂通りでした。問題を解きながら、「これは簡単ではないな」と感じる場面が続きます。試験終了後の教室の雰囲気を見ても、手応えを感じていた人は多くなかったように思います。少なくとも、“自分だけが苦戦した”という印象ではありませんでした。
Bブロック(必修)に入って、ようやく精神的に立て直した人も多かったのではないでしょうか。
Cブロック開始前、Aブロックの解答速報が出ました。結果は89.3%。やや早計ではありますが、この時点で合格を確信しましたね(笑)。
二日間の国家試験が終了し、大学の外へ出ると、不動産投資の営業マンがなぞの勧誘、赤と青でおなじみのYouTuberが出演交渉をしていましたね(笑)
自己採点は1社のみ。これまでお世話になってきたメディックメディア様、一択!
・必修:188/200(94.0%)
・一般・臨床:263/300(87.7%)
あとは禁忌肢ですが、ざっと予想を確認した限りでは問題なさそうでした。
振り返ってみると、実地修練をしていなければ解けなかったであろう問題も少なからずありました。そう考えると、実地修練は決して無駄ではなかったと思います。知識面だけでなく、カルテの書き方やプレゼンテーションの方法など、今後の臨床に直結する学びが得られたことも大きな収穫でした。
医師国家試験はゴールではなく、あくまでスタート地点。その入口に立てたことを素直に喜びつつ、次のステージに向けて、また一歩ずつ進んでいきたいと思います。
2月10日11時時点↓
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