先日、「先祖供養をして幸せになろう」という人に勧誘されました。
その人は、私が占い師をしていることは知りません。
「私の人生は波乱万丈だった。
先祖供養を教えてもらって実行したらパニック障害も治った。
一緒に修行をしよう!」
結果を言いますと、ご丁寧にお断りしました。
その人(Aさん)は、私をその人に紹介した人(Bさん)に、
「あなたは修行しないと自分自身のパワーがなくなって病気になる」
と、言っていた人です。
心配になったBさんが私に相談してきたのは、BさんがAさんに私のことを言った後。
「(爆笑)先祖供養しないと病気になるなんてあるわけないです!」
と、私は一笑に付したのですが。
とりあえずはBさんの顔を立てるためにAさんに会いました。
Aさんは、自分がどんな「波乱万丈な」人生を歩んできて、
霊感はないけど先祖霊のことはわかるという人から修行を教えられて
現在心の病も良くなって修行の日々を送っているかを
それはもう熱く語りました。
話しを聞いていて感じたのは、
この人は何かに縋らないと自分を保てない人なのだな。ということ。
「ご先祖を供養することは素晴らしいこと」
「今の自分が病気になったり不幸になるのは先祖を蔑ろにしているからだ」
「幸せになりたかったら先祖供養の修行をしなければならない」
話の途中で、私はAさんに聞きました。
「あなたは今、とても幸せですか?」
答えはYESでもなく、はぐらかされました。修行するのは大切なことなのよ、と。
私事ツイートにも書きましたが、
幸不幸を最終的に決めるのはいつも自分自身です。
自分の人生と自分の生活なのですから、それは当たり前だと考えています。
「いつか修行しなくても幸せだと実感できる日々が来たらいいですね」と私。
「あら!修行はずっと続くのよ!死んでからも続けるのよ!」
「そうなんですね。それでAさんが幸せならそれでいいと思います」
「(理解不能の顔)」
Aさんはオカルトも好きなようで、霊がわかると言うことから勧誘が始まりました。
「夫も分かる人なの。子供はもっと敏感で見えたりするのよ」
と、霊に敏感家族をアピール。
「みえないものは基本無視が一番ですよ。半端に関わらないほうが良いです」と私。
「何言ってるの!見えない世界を大切にしないと現実が苦労するのよ!」
「霊なんてどこにでもわさわさ居ます。とりたてて騒ぐものでもないし、
騒いだり反応を見せると浮遊霊は喜んでしまいますよ」
「先祖供養していれば大丈夫よ!見えないからこそ大切にしないと!」
……以下、意見が一致することはありませんでした。
まとめますと。
先祖供養しないと不幸になるぞは、霊感商法の第一歩です。
素人に水垢離(この時期でも朝から水をかぶるそうです)をすすめる人は信用するな。
毎日ずっと念仏を唱えて先祖供養すべきだ、は、
下手に念仏を唱えることで余計な霊を呼び込みます。
先祖供養なんて、それぞれが出来る範囲でやればいいこと。
子孫に供養されないと浮かばれない先祖なんて、
子孫にすがるより地獄で叩き直されてこい!というのが私の考え。
なにより。
現世で水垢離なんて素人がやることではないのです。
山岳修行の山伏にまかせておいていいこと。
万一、誰かから修行しないと不幸になるぞと言われたら、無視しましょう。
それで不幸になったと感じたら、あなたにそう伝えた人の怨念がきただけです。
Aさんは別れ際までずっと修行を誘ってきていました。
3時間、話をして私とは相容れないというのは解っているのかいないのか。
「ねえ、一緒に先祖供養の修行、しましょうよ!」
「ヤダ!(即答)」
Bさんからの後情報。
Aさんは知り合いになる全ての人に修行を勧誘しては全部断られてるそうです。
おまけの話。
待ち合わせをした店に、Bさんも私もすんなり到着し、
Aさんが来るのを待っていたわけですが。
「(駅に)着きました。そちらに向かいます」
というAさんのメールのあと、30分以上すぎても来ません。
駅から店までは徒歩ゆっくりでも3分程度なのです。
メールでは拉致があかないので、Bさんに通話してもらいました。
「場所が解らなくてずっとぐるぐるさまよってるって」
なるほど。
私の守りの人が、Aさんとの接触を避けさせたいのだなとピンときました。
Aさんに直接会って修行を断るというのが目的でしたので、
防御解除をするよう頼みましたら、程なくAさんが到着しました。
「なんでこんな近くなのに迷ったのかしら」がAさんの感想。
まあ、そういうものです。見えない世界の人達がすることって、ね。
もう一つオマケ話を。
初めから、先祖供養の修行は断るつもりだったと決めたのは、
Aさんの人相から判断したからです。
「口角が下がっているのは運気も下がり良くない」
という情報は、占い好きの方ならよくご存知でしょう。
自分で自分を幸福だと思っている人は、
真一文字かそれ以上に口角は上がっています。
残念ながら、Aさんの口角は見事に下を向いていました。
への字の口元というレベルではなかったのです。
ほうれい線と同じ角度で下向き。
幸福を感じるようになると、必ず口角は上がります。
Aさんは、修行するのは本当は嫌なのではないかと
思った瞬間なのでした。
占い師の視点からみて、です。
その人は、私が占い師をしていることは知りません。
「私の人生は波乱万丈だった。
先祖供養を教えてもらって実行したらパニック障害も治った。
一緒に修行をしよう!」
結果を言いますと、ご丁寧にお断りしました。
その人(Aさん)は、私をその人に紹介した人(Bさん)に、
「あなたは修行しないと自分自身のパワーがなくなって病気になる」
と、言っていた人です。
心配になったBさんが私に相談してきたのは、BさんがAさんに私のことを言った後。
「(爆笑)先祖供養しないと病気になるなんてあるわけないです!」
と、私は一笑に付したのですが。
とりあえずはBさんの顔を立てるためにAさんに会いました。
Aさんは、自分がどんな「波乱万丈な」人生を歩んできて、
霊感はないけど先祖霊のことはわかるという人から修行を教えられて
現在心の病も良くなって修行の日々を送っているかを
それはもう熱く語りました。
話しを聞いていて感じたのは、
この人は何かに縋らないと自分を保てない人なのだな。ということ。
「ご先祖を供養することは素晴らしいこと」
「今の自分が病気になったり不幸になるのは先祖を蔑ろにしているからだ」
「幸せになりたかったら先祖供養の修行をしなければならない」
話の途中で、私はAさんに聞きました。
「あなたは今、とても幸せですか?」
答えはYESでもなく、はぐらかされました。修行するのは大切なことなのよ、と。
私事ツイートにも書きましたが、
幸不幸を最終的に決めるのはいつも自分自身です。
自分の人生と自分の生活なのですから、それは当たり前だと考えています。
「いつか修行しなくても幸せだと実感できる日々が来たらいいですね」と私。
「あら!修行はずっと続くのよ!死んでからも続けるのよ!」
「そうなんですね。それでAさんが幸せならそれでいいと思います」
「(理解不能の顔)」
Aさんはオカルトも好きなようで、霊がわかると言うことから勧誘が始まりました。
「夫も分かる人なの。子供はもっと敏感で見えたりするのよ」
と、霊に敏感家族をアピール。
「みえないものは基本無視が一番ですよ。半端に関わらないほうが良いです」と私。
「何言ってるの!見えない世界を大切にしないと現実が苦労するのよ!」
「霊なんてどこにでもわさわさ居ます。とりたてて騒ぐものでもないし、
騒いだり反応を見せると浮遊霊は喜んでしまいますよ」
「先祖供養していれば大丈夫よ!見えないからこそ大切にしないと!」
……以下、意見が一致することはありませんでした。
まとめますと。
先祖供養しないと不幸になるぞは、霊感商法の第一歩です。
素人に水垢離(この時期でも朝から水をかぶるそうです)をすすめる人は信用するな。
毎日ずっと念仏を唱えて先祖供養すべきだ、は、
下手に念仏を唱えることで余計な霊を呼び込みます。
先祖供養なんて、それぞれが出来る範囲でやればいいこと。
子孫に供養されないと浮かばれない先祖なんて、
子孫にすがるより地獄で叩き直されてこい!というのが私の考え。
なにより。
現世で水垢離なんて素人がやることではないのです。
山岳修行の山伏にまかせておいていいこと。
万一、誰かから修行しないと不幸になるぞと言われたら、無視しましょう。
それで不幸になったと感じたら、あなたにそう伝えた人の怨念がきただけです。
Aさんは別れ際までずっと修行を誘ってきていました。
3時間、話をして私とは相容れないというのは解っているのかいないのか。
「ねえ、一緒に先祖供養の修行、しましょうよ!」
「ヤダ!(即答)」
Bさんからの後情報。
Aさんは知り合いになる全ての人に修行を勧誘しては全部断られてるそうです。
おまけの話。
待ち合わせをした店に、Bさんも私もすんなり到着し、
Aさんが来るのを待っていたわけですが。
「(駅に)着きました。そちらに向かいます」
というAさんのメールのあと、30分以上すぎても来ません。
駅から店までは徒歩ゆっくりでも3分程度なのです。
メールでは拉致があかないので、Bさんに通話してもらいました。
「場所が解らなくてずっとぐるぐるさまよってるって」
なるほど。
私の守りの人が、Aさんとの接触を避けさせたいのだなとピンときました。
Aさんに直接会って修行を断るというのが目的でしたので、
防御解除をするよう頼みましたら、程なくAさんが到着しました。
「なんでこんな近くなのに迷ったのかしら」がAさんの感想。
まあ、そういうものです。見えない世界の人達がすることって、ね。
もう一つオマケ話を。
初めから、先祖供養の修行は断るつもりだったと決めたのは、
Aさんの人相から判断したからです。
「口角が下がっているのは運気も下がり良くない」
という情報は、占い好きの方ならよくご存知でしょう。
自分で自分を幸福だと思っている人は、
真一文字かそれ以上に口角は上がっています。
残念ながら、Aさんの口角は見事に下を向いていました。
への字の口元というレベルではなかったのです。
ほうれい線と同じ角度で下向き。
幸福を感じるようになると、必ず口角は上がります。
Aさんは、修行するのは本当は嫌なのではないかと
思った瞬間なのでした。
占い師の視点からみて、です。