どんな命も、いのちのふねに乗って空へ行き、
雲の上ではみんな自由に楽しく過ごして、だんだん若返り、
赤ちゃんになってまた地上に降りてくる
というお話。
どんな命も、こんなふうに巡ってどこかで必ず、幸せに包まれているといいなあ。
講談社
今まで稚拙なブログを読んでいただき、
ありがとうございました。
不安な妊娠生活を送りながら、短命でも一緒に過ごせると信じていた娘を失った悲しみ、喪失感、
約3ヶ月に及ぶ入院生活で距離ができてしまった息子との生活をどう立て直すか悩み、
そんな時、同じくお子さんを亡くした方のブログを読み漁って“天使ママ”という言葉を知りました。
気持ちを共有できる方の目に少しでも止まってもらえたら、と思ったのが始めたきっかけでした。
時間と共に悲しみは薄れたようにも思うし、突然理由もなく襲ってきたりもします。
喪失感は日常に紛れて薄らいだような気もするけど、
「なぜうちの子が?」という思いは消えません。
ブログをやってみて嬉しかったのは、娘の誕生日に「おめでとう」とお祝いしてくれたこと。
誕生日=命日であり、身近な人から「誕生日おめでとう」なんて言われないから。
同じような悲しい辛い経験をした者同士、分かり合える場所があるって本当にありがたいな、と思います。
そんなブログもいいところもあり、悪いところもあり、最近はちょっと疲れてしまいました。
ちょうど2年目にあたるし、区切りをつける意味でもここでやめようと思います。
今までありがとうございました。
大切なお子さんを亡くされたご家族が、
穏やかに過ごせる日が来ることを願っています。