
紫陽花の咲く長寿寺の脇の細い道を進むと昼間でも陽が遮られひんやりとした空間が現れます。
タイムスリップした様。
緑のトンネル鎌倉七切通しのひとつ、亀ケ谷切通し。
建長寺、円覚寺などの大寺院が建立された山ノ内と亀ヶ谷(現在の扇ガ谷)を結ぶ重要な道として13世紀中頃には整備されていたとのこと。
切通し(きりどおし)とは、山や丘などを掘削し、人馬の交通を行えるようにした道である。
トンネル掘削技術が発達していなかった明治時代以前には、切り立った地形の難所に道路を切り開く手段として広く用いられた。
現代でも、工事費がトンネル掘削費用と比較し、安くあがる場合には用いられるとか!?