マイペースでやっていこう♪

話は前々回の続きから…。進路においての面談が校長先生と行われることが決まりその当日とても緊張していたことを覚えている。そして面談が始まり高校への志望動機や将来の目標などを聞かれたのだが話をしていくなかで校長先生は僕に対して君は視野が狭いねぇと言った。僕はそう言われた瞬間に頭が真っ白になった。僕としては自分の意志をしっかり伝えたつもりではいたが校長先生には伝わっていないようだった。公立高校を受験せずに私立高校一本に絞って推薦を選んだのだからそう言われても仕方がないのかもしれないけれど視野が狭いと言う一言は当時の僕にとっては酷く傷つく言葉でありその後の人生を変えるきっかけとなった原点とも言える出来事だった。僕は何かこれと目標を決めるとそれをとことん極めたいと考えるほうなので目標を決めたらよそ見をしないでそれに向かってまっしぐらみたいな性格だからそれに夢中になってしまうと周りが見えなくなってしまうのが今でも僕の欠点である。そうそこが視野が狭いと言われる理由なのかもしれないが当時の面談でそう言われた後に僕は頭が真っ白になりながらも必死で｢必ず美大か芸大に進学します｣と答えていたことは今でもハッキリ覚えている。高校編へ…