夜は駄目だ。

余計な事ばかり考えてしまう。

だが、その余計な考えこそがあたしがあたしたる所以なのかもしれない。

自分の考えが愛しい。

ただそれはナルシスト的な感覚とは違っていて

なんだろう?

適度な自己愛?

上手い言葉が見当たらない。

せめて自分だけは自分の考えを愛そうと言う感覚かな。
被災者へのエールは必要だ。

しかし、やっぱり無責任にも感じてしまう。

実際にあの地震を経験してしまった人がエールを送るのは説得力があるが
揺れを僅かも感じなかった人間の言葉は下手をすれば茶化してる風にもとれてしまう。

もちろん本人達は善意を由来とした言葉を発しているのはわかってる。

あたしが捻くれているのも。

それでもそう感じているのです。
この度の地震で被災された方々にはかける言葉が見当たりません。

あたしごときがどんな言葉を発しても、それは無責任に思えてしまう故。

唯、被災地の一日も早い復旧と被災者方が心身共に救済されることを願っています。



そしてこの度の地震で

報道の在り方
不要な情報
政府の司令系統の粗さ
地震を利用した第三者叩き

などに対する憤りが多々在ります。


何より勘違いしてる馬鹿者が多いこと。

「被災者がいるんだから食事を控えろ」だの
「遊んだりするのは不謹慎だ」だの

それと地震とは全く関係無い。

買い占めは確かによくない。

あたしはしないけど気持ちはよくわかる。

不安なんだよ、皆。

特に被災地に近い土地の人程。

物資が行渡らない最大の理由は交通の問題だと思う。

大体、「不謹慎、不謹慎」と馬鹿の一つ覚えの如く喚く馬鹿者共は本当に不謹慎な事に気付けていない輩が多い。

節電等の大事なことを守るのは当然だが、必要以上に行動を制限することはない。

「被災者のために自分の行動を控える」

見当違いも甚しい。

外国での災害のときは対岸の火事で知らぬ存ぜぬの輩共が。

母国での災害だから過敏なのはわかるが、本当にやるべきことが見えないのは愚かだ。