Leady stardust…お酒とRockの日々

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お酒、Rock…等。いろいろ書きます。

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表にいた、同級生の所にすっ飛んでいった僕は、東京タワー意外で、初めて見た蝋人形の事を、まくし立て、代わりにバッチを、買って来て欲しいと訴えた。

「お前が、行けよ」。と、同級生。中坊の、問答が続く。

チラリと、お店を覗く。
蝋人形。さっきと変わらない…。立って寝てるのだろうか?

中坊達の、忍耐力など続く訳もなく、同級生に促されて、僕は買う事にした。

3つ4つ。買った事を、記憶している。

マイケル・シェンカーとデヴィド・ボウイとヴァン・レイレン。だったかな?

バッチと言っても、カンバッチじゃない。

原宿の、テント村に売っていた様な、裏側に安全ピンのバッチ。

1個が300円。

恐る恐る、ボードから剥がして、意を決して、蝋人形に、話しかけた。

「すみません。これ。ください」。

蝋人形。返事もせずに、手を伸ばして、バッチを受け取ると、無言でカウンターの中へ。

僕は、心の中で「蝋人形野郎。商売する気、あんのかよ」と、思った。

自分の家が、商売屋だったからね。

実際の僕は、蝋人形が、動き出した事に、完璧にビビっていた。

蝋人形が、歩み寄って来た。無言。

ボタン屋さんで、見かける様な、ちっちゃい紙袋を、差し出した。

僕は、きっちりのお金を蝋人形に渡した。

蝋人形は、終始無言だった事を、今でも覚えている。

例によって、お店から飛び出し同級生の元へ。

小僧二人は、ブツクサと話しながら、新宿駅を後にした。僕は心の中で、あの蝋人形のお店を、駅の構内にある、ボタンを押すと、豆電球が光る名所案内に、加えよう思った。僕の心の中に~。

今から、31年前の事だ。

この後。蝋人形が、再び僕の視界に、現れる。