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Box of journals

異国で見た!感じた!あれこれ

ブランチで評判のFIRST WATCH に行ってみた。

メニューには健康志向のものも載っていて、昔ながらのダイナーとはちょっと違う感じ。

私はフルーツのオーガニッククレープにした。

クレープ2つ・グラノーラ・イングリッシュマフィンと量がそれなりに多いので、

全部食べてしまうと別にヘルシーではないような。。。

正直なところ超美味しいわけではなかったが、たまに来るにはおしゃれな気持ちになっていいかも。



crape3


友人から大葉の苗をいただいたので育て始めた。

毎日水をあげているとかわいく思えてくるから不思議。


はじめの数日は美味しく収穫していたが、

この頃は葉がちょっと黒くなってしまったりして病気か心配。


ひとまず5株一緒に植えてあったものをばらし、1株ずつ植え替えた。


これで改善してくれるといいんだけど。。。


すくすく元気に育て~~~!


oba

アメリカで虫垂炎になり緊急手術した話。

備忘録。


前の日からなんとなくお腹に不快感があったが特に気にしていなかった。

夜9:30頃、我慢できないほど腹痛が悪化。病院に行くことを決意し主治医に電話。オペレーターと繋がる。本来そこで指示を仰ぐはずが、電波が悪くて意思疎通が取れない。ひとまず夜10:00まで開いているUrgent careへ車を走らせた。




■Urgent Careにて

保険証を見せ、住所や緊急連絡先等を用紙へ記入。個室に案内され、看護士らしき人が血圧や心拍数を測る。

医師登場。横になり、おなかの色々な部分を押され、どこが痛いか訊かれる。

右側下腹部が痛い。咳をするとき痛いか訊かれYesと答えた。

結果は、Appendicitis(虫垂炎)の疑いがあるため今すぐEmergencyに行って検査を受けるようにとのことだった。その旨書かれたレターも受け取った。

この時点でもう一度主治医に電話。これからERに行くことを伝えた。主治医からは別の病院を勧められたが、Urgent Careで勧められた大学病院は住所が判っていたのでそちらに行くことにした。



■Emergency Roomにて

Urgent Careで教えられた住所が適当だったため、大学病院内で迷う。

ERの窓口で、現在の症状とUrgent Careの見立てを伝える。レターも渡す。20分ほど待ち、中へ通された。

まずは看護士が血圧等を測る。同時に薬アレルギーなどの問診も受ける。採血もされた。

綺麗な女性の医師がやってきて、おなかの色々な部位を押す。Appendicitisの疑いが強いので、CTスキャンを取ることに。猛烈に喉が渇いていたが、検査が終わるまで何も口にできないと言われた。



■CTスキャン

ベッドに乗ったまま病棟を通り過ぎ、CTスキャンの部屋へ。まるでドラマのワンシーンのよう。意識があるのでちょっと恥ずかしい。機械はTOSHIBA製だった。音声に従い息を止め、首から膝までの画像を2枚撮影。撮影直前に金属臭のする液体を体内に流し込んだ。

20分ほど経ったころ、やはりAppendicitisであることが判明。この時点で午前2:00くらいだった。その日のうちに手術をすることになった。手術自体は難しくなく、手術室に入ってからまた目が覚めるまで1時間ほどで済むとのことだった。おなかに3か所小さな穴をあけ、内視鏡を使い虫垂を切除するそうだ。説明を受けた後、同意書にサインした。



■手術

最後の食事から8時間あけて胃腸を空にしなければならず、午前3:30まではぼーっと待った。待つ間痛み止めの点滴を続けていたが、それでも痛いときは追加で痛み止めを打った。あまりに簡単に痛み止めを打たせてくれるのでちょっと怖くなり、最後は断った。

3:30になり、手術室へ向かった。中には医師らしき人が2人、麻酔医1人、看護士らしき人3人。ドラマで見る手術室そのものだった。麻酔はとても強力で、5回ほどの呼吸でもう意識が無くなった。また目が覚めた時にはすべてが終わっており、5:10だった。鼻には酸素チューブ、腕には点滴、足には血流促進のためのパッドが巻かれていた。おなかの傷口は、透明なボンドのようなもので閉じられていて糸は使われていなかった。



■術後

個室に案内された。同伴者が横になれるソファベッドもあり枕も貸してくれた。1時間おきに血圧等測りに来る。今日退院できると言われた。個室にはトイレ・シャワーもついていて、テレビも見放題で驚いた。起き上がろうとするとおなかに力が入らない。おなかがしくしく痛む。のどがめちゃ痛い。でもそれ以外は元気だ。朝食はコンソメスープとゼリーだった。さすがの私でも食欲はない。昼食はメニューを渡され自由に注文できるといわれた。サンドイッチやハンバーガー、煮込み料理などがあった。ローストビープサンドイッチを頼んでみた。美味しくなかったけど、こうやって口から食事が取れることは幸せだと思った。請求は全て病院から保険会社に行くとのことで、この時点では1ドルも請求されなかった。



■帰宅

午後2:00に帰宅。日本では1週間ほど入院するそうだが、ここはアメリカ。病院滞在時間は15時間だった。

注意事項がすべて紙に書かれているのでわかりやすい。

・ シャワーははいれるけどお風呂はだめ

・ できる限り動くように

・ 4週間は10パウンド以上の物を持ってはいけない

など。痛み止め、炎症を抑える薬は近くのドラッグストアに処方箋を見せて購入。保険で少し安くなった。



■自宅療養

旦那がお休みを取ってくれ、家事全般をやってくれるのでとても助かった。

私はゴロゴロしたり、少し歩いたりするだけ。その姿勢に慣れれば痛まないのだが、姿勢を変えるときはおなかに力が入らないし皮膚がひきつれたりして痛い。シャワーにも恐る恐る入ってみたが特にしみなかった。

お世話になっている方が心配してくれてお花とプリンを届けてくれた。ありがたい。



■医療費

インターネットで調べると、アメリカでの虫垂切除は無保険だと300~500万円かかるようだ。我が家は保険に入っているが、それでも100万円ほどの出費が見込まれる。日本だと保険適用前でも30万ほどの病気なのにえらい違いだ。今は請求書が届くのをこわごわ待っている。