今日は、約束の難しさを痛感した。小学1年生の洗礼というか、先輩ママさんなどによる噂で、よく聞いていたやつ。放課後、子供同士が交わしてくる遊ぶ約束。

学校が終わり、学童に行かず帰路についた息子が、途中でA君たちと会って、遊ぶ約束をした。正確には、A君とお友達が遊ぶ予定がもともとあって、息子もそこに入れてもらった、という感じか。ただしA君は宿題が終わってからでないと遊べないため、3時半に公園で待ち合わせ。

A君と約束をしていったん別れた後、B君と遭遇し、一緒に遊ぶことになる。B君は3時から用事があるため、それまで遊ぼうと言われたらしい。3時まで遊んで、それからA君ちに向かえばちょうどいいやと、息子はノリノリ。

私はたまたまランチ休憩中に、在宅勤務をしていた夫から電話をもらい、A君ママ、B君ママにそれぞれLINEで、よろしくお願いします…　と連絡を取り合う。

しかしその後、B君が3時以降も遊べることになり、A君との約束をキャンセルしたいとパパに相談。夫はその旨、私にLINEしてくれていたけど、なんせ私も仕事中なのでチェックできなかった。

で、退社時間にスマホを見て、やっと夫からのLINEに気づくと同時に、A君ママさんからのLINEも読んで、焦る。わー、どうしようこれ、A君ママからしたら、息子が約束の時間になっても現れず、別の公園に行ってしまったのではないか、事故にあったのではないかと、心配になるに決まってる。本当に申し訳ない…。

帰宅後、いったん約束をしたなら、守らなければいけないよ、と息子を叱るも、息子としてはちゃんとパパに相談済みなわけだし、なんだかね。

仕事中はリアルタイムでLINEを読めないことも多いので、LINEが既読にならなかったら、夫には、とりあえず息子をA君宅に向かわせて欲しかったな、と思わないでもない。息子が自分で「やっぱりB君と遊ぶね」とか、「A君とB君とみんなで遊ぼう」とか伝えれば、誰も無駄な心配をしなくて済む。

しかし夫だって仕事をしていて、例えば会議や商談が入っていれば、息子にそこまで構っている時間はない、私へのLINEが、既読になるまで待つ余裕はないのだ。

結局どうすればよかったのかわからぬまま、ひとまず今後は、お約束をする時にもう少し慎重になるように、というところで落ち着いた。

そういえば自分が子供の頃は、今みたいにスマホなんてなくて、遊ぶ約束も、中止や時間変更の連絡も、すごく大変だったよな、と思い出した。

冒頭の写真は、B君ママが送ってくれたもの。2人で仲良く遊んでいたんだそうな。約束に振り回されてもやもやはしたものの、子供の笑顔にはやはり癒やされるなー。

2つの約束