息子が体調不良で保育園をお休みしている。コロナではなさそうだけど、どうも微熱がね。寒くなったり暑くなったりするせいだろうか。

仲良しのお友達は、最近朝になると気持ちが悪くなるらしい。保育園の先生に聞くと、年長さんのこの時期、毎年何人かは、こういう原因不明の不調を訴えるそうだ。

小学生になることへの期待や希望やプレッシャーや、保育園を卒業することの寂しさなど、ポジティブなものもネガティブなものも混ざり合って、熱が出たり、お腹が痛くなったりするのかも、という見解。ふーむ。

息子の熱がもっと高くなったり、あんまり続くようなら病院に行こうと思いつつ、まあ、そこまで…という感じ。とりあえず家で静かに本を読んでいるぶんには辛そうでもない。

今日は、いよいよ読む本がなくなり、小さい頃寝る前によく読んであげた、おはなしのたからばこシリーズを引っ張り出してきた。6歳がひとりで読むにはやや難しいというか、漢字も使ってあるし、字も小さいし、お話自体わかりにくい。

読み聞かせしていた頃は、私が説明を加えたり、聞きなれない単語を言い換えたりして、息子にも理解できるように読んでいたのだけど、今日はリビングで仕事する私の傍ら、黙々とページをめくっていた。どのくらい内容を理解できているやら。

結局何時間かかけて、全33冊を読み切っていたので、それなりに面白かったのかな。こういうこともあるから、この本もう手に取らないから捨てようかなぁ、っていうのが躊躇われるんだよね。取っておいてよかった。

ちなみに息子は3歳ぐらいの時、『くわず女房』という、小食の女房が実は化け物で、夜になるとそこら中の食料や牛を食べていて、最後に亭主も襲われる、というちょっと怪談っぽい昔話がお気に入りで、よく読んで読んでとせがまれた。

でも今日自分で読んで、初めてどういうお話かわかったようで、「この本ちょっと…。こわいね…」と青ざめていた。昔は、どんな内容だと思ってあんなに気に入ってたんだろう。単純に、文章のリズムとかがよかったのかな笑

のんびりとぐったりの間