今日は同じクラスのお友達と遊ぶ約束をしていた息子。もともとはお友達宅に招かれていたものの、前夜にママさんにLINEをしてみたら、うちは駄目なんです、とのこと。一瞬、お流れになりかけたものの、私が有休消化中なので、じゃあ我が家で、ってことになった。

 

その時の息子の、嬉しそうな顔ったら。お友達ママさんによると、あちらも同様だったらしい。遊ぼうとする→遊べないっぽい→やっぱ遊べる、っていう展開、そりゃニヤニヤしちゃうよね。嬉しいよね。

 

学童に行っていない子たちは、毎日こんな風に約束をして、自由に過ごしているんだよな。彼らにとっては普通のことが、これまで学童に通っていた息子にとっては、すごく特別なことだ。束の間の専業主婦期間、息子にも放課後の自由を満喫してもらえることが、実は1番嬉しいかもしれない。

 

 

さてお友達とは、仲良しの兄弟みたいに平和に遊んでいた。ベイブレードをやったり、ジグソーパズルをやったり。お友達が私の真似をして、息子のことを「むすこちゃん、むすこちゃん」と呼ぶ。息子もニコニコしながら、なあに?と応えていて、なんとも癒される光景だった。

 

お友達は学校でたまに暴れてしまうことがあるらしく、加配の先生がついている。授業中は廊下でUNOをやっているし、クラスメイトに馬乗りになって喧嘩をしたとも言っていた。

 

でもそんな状況が想像もできないくらい、息子と2人でいる時には穏やかだ。相性ってものがあるのかな。どうして彼が息子の前では、頼もしいお兄ちゃんみたいに優しいのか、周囲の大人たちは、首をかしげている。

 

担任の先生に至っては、しょっちゅう暴れているお友達を目の当たりにしているため、息子が本当に、大人が誰も見ていないところでも何の被害も受けていないのか、思わず確認してしまう、と仰っていたほど。

 

今日もお友達は「オレのおこづかいで買ったぞ、昨日、おまえんちで遊べることが決まったのが夜の8時だったから、近所のコンビニに急いで行った」と言って、マドレーヌとじゃがりこを息子にくれた。尊い…。

 

それからグミ好きな息子に「すげえうまいグミがあるから、それも買ってきた。かしゅうグミってやつ」と言い、自分のバッグをまさぐる。かしゅうグミ?グミ好きな息子も初めて聞くその名前に、わくわくしながら待っていると、出てきたのは果汁グミだった。

 

「なんだ、果汁グミかー!これ、かしゅうグミじゃなくて、かじゅうグミだよー」と息子が言って、「そ、そうかー!」とお友達が笑う。なんだこの、ただただ癒される光景は。2人の小さな会話がどれもこれもかわいくて、本人たちからも、同じ部屋にいてOKとの許可をいただいたので笑、今日は私もずっとリビングにいさせてもらった。かわいいの充電。