3ヶ月ごとの会社の締め会。今回は、会長の退任もあって、名古屋支社のメンバーたちも駆けつけてくれたので、とても賑やかだった。
1次会は、マスターのギターをバックにステージで歌えるフォーク酒場(?)、2次会は社内で飲み直す。お寿司、ヤンニョムチキン、大量のマックのポテトに、お酒お酒お酒で、終電近くまで盛り上がった。
しかし役員2人が、ずっと仕事の話をしようとすることに辟易。飲みの場で仕事の話はやめて…。せっかく楽しくお喋りしてたのを、遮ってまで話すことだろうか。
そんなわけで、出だしは好調だったものの、最終的には、今までで1番と言ってもいいくらい退屈な締め会だった。8月末退社の私にとっても、これが最後の締め会なので、もっと楽しく終わりたかったな。
何人かの営業さんが、今まで私がしてきたことをわざわざ列挙して、あの時ありがとうございました、と言ってくれた。最後だから、たくさん褒めてもらえて、単純にすごく嬉しかった。こちらこそ、ありがとうございましたの気持ちでいっぱい。
普段そばにいる社長と上司は、私を力不足だと思っていることをわかりやすく顔に出す方々なので、常に自己肯定感が下がり続ける環境だ(プライベートでは家族のおかげで自己肯定感が上がるので、なんとかバランスをとっている)。
だからこうして、仕事仲間から、あなたのこんなところがよかったよ、助かったよ、と言葉にしてもらえてどんなに嬉しかったか。最後だからこそのリップサービスが含まれていたとしても、それでも嬉しい。
最後に社長も酔っ払って、「彼女はお酒が弱いのに、真っ赤な顔をして飲み会につき合っては、そのへんで寝てしまっている、そういうところがなんともかわいらしいというか、愛しいというか」とみんなの前で言っていた。
うん、珍しく褒めたと思ったら、そんなことかい。まったく喜べず、むしろ、この14年間の意味…などと思って逆に「無」の気持ちに一瞬なってしまった。
まあいいや。お腹いっぱいになったし。最後があまりにも楽し過ぎたら、辞めるのが嫌になっちゃうかもしれないしさ。