11月19日、川崎大師の中書院にて、秋の定例茶会を行いました。
今回は他大学の方々にもお越しいただき、よりにぎわった茶会となりました。
茶席は濃茶席、薄茶席、立礼席と三席。それぞれの席の雰囲気や席同士の繋がりを感じていただけたら幸いです。
濃茶席は大広間で三友棚を使わせていただきました。お菓子は亥の子餅。三年生はこの茶会を境に代替わりとなりますので、集大成としてお点前をさせていただきました。
三友棚にお道具を飾った様子です。飾り棗や柄杓の色が秋らしいです。
お菓子の亥の子餅。亀屋万年堂さんにご用意していただきました。もちもちとして美味しかったです。
薄茶席は長板を行いました。縁を意識したお道具を揃えました。代替わりとなる二年生には、この席の亭主だけでなく様々な場面でも支えてもらいました。
お菓子は「糸巻き」。藤沢丸寿さんに作っていただきました。縦と横の糸が絡んで、これからも縁を繋いでいこうという思いが表現されています。
立礼席は御園棚を用いて、一年生を中心に亭主をしてもらいました。入部してから熱心に練習して、ここまで成長しました。実りに関連して、秋を感じるお道具がたくさんあります。
栗のお茶碗と、菊花のお茶碗。お菓子も湖月堂さんの栗饅頭と、秋の実りづくしです。
良い天気にも恵まれ、大勢の方に来ていただき、こちらもとても楽しく色々なことを経験できたお茶会となりました。
お越しくださったお客様方、そしてご協力くださった先生方、先輩方、本当にありがとうございました。