昨晩、何ヶ月ぶりかに夜眠れた。
今日ももう眠いけど、お友達の誕生日なので12時までは起きていたいところ。

理解されないことほどストレスになることは無い。努力は、してるのに。それが自分たちの目につかないからって治す気あんのとか、言うな。思ってても口に出すな。私だってアンタに言いたいことは沢山あるんだよ。文句なんて山ほどあるんだよ。でも言わない。傷ついて泣くの知ってるから。だったら、親になんかなってんじゃねえよ。
走っていた。ふわりと雪が舞う中、白い息を切らして彼のマンションへと急ぐ。角を曲がれば彼のマンションだ。

曲がり角に差し掛かり、街灯の薄明かりのしたに見えたのは、誰でも無い彼だった。
くせっ毛の柔らかな髪には、微かに雪が積もっている。薄着で立つ彼に息を整えて声を掛けようと、した。

彼が見上げる先には朧気に月が浮かんでいて、その光か、街灯の光か、彼の人差し指に嵌められている指輪をキラリと光らせた。大事そうに綺麗な指先で撫でられるその指輪は、私があげたものではない。

いつだったか、誰から貰ったのという問いかけには、困ったような笑みで返された。きっとそれは、私より大切な指輪で。

声を、かけられなかった。喉に何かが詰まったようにひゅーひゅーと息が漏れるだけだ。曲がり角の裏に座り込む私に、きっと彼は気づいていないだろう。何故だか、動くことが出来なくて、じんわりと赤くなっていく指先で生暖かい涙を拭うことしかできなかった。



「どうしたの、」



驚いた様に頭上から降ってきた声にピクリと肩を震わせた。聞き慣れた、彼の声。
「待ってたのに、こんな所に隠れてちゃ見つけられないよ」
泣きじゃくる私の涙を拭う彼の指先が思ったよりも暖かくて。視線に入るあの指輪にそっと触れると、それはあまりにも冷たい。


貴方は、何を思ってこの指輪を付けているの?


そんなことは、到底聞けはしなかった。

前にも書いていたのですが消えていたようなので再び。病院のこととか色々書きたくなったら小説とか、リハビリ程度に書いていこうと思います。

ポケモンなう(๑>؂•̀๑)テヘペロ