ビジネスの世界、人脈は極めて大切です。
 人脈なしで仕事は出来ないと思います。

 独立した今は特に身にしみます。

 しかし、社会年次が浅いとなかなか
 社外に人脈を作るのは難しいです。
 社外に同期の和が出来る程度だと思います。

 私は91年入社ですが、当時は異業種交流会が
 無茶苦茶はやっていたと記憶しています。
 最近はどうなんでしょうか?

 当時、いくつか参加しましたが、
 今まで続いている人脈は一つもありません。

 単に私がダメ人間だったからかもしれませんが。。(笑)

 良く言われることですが、
 人脈を作るためには、ギブアンドテイクは当たり前で
 ギブ、ギブ、ギブ、テイクぐらいじゃないとなかなか
 良い人脈は構築出来ません。
 いきなり見返りは求められません。

 ギブできるようになるには、
 ある程度の知識なり経験、実績が備わっていることが
 必要です。
 
 人間性、熱意、若さを全面に押し出す戦法もあるとは思いますが。
 若者にはなかなかハードルが高いものです。


 しかし、あまりギブを考えなくても人脈構築が
 出来るところがあります。


 それは自分の会社内です。


 社内であれば、自分本位なふるまいなどして
 相手に不愉快な思いをさせないかぎりは、
 人脈とは言えまでも知り合いには簡単になれます。


 これが大切です。


 何かあったときに連絡が出来るようにしておくことは
 のちのち自分を色々と助けることになります。

 そのためにまずしなければならないことは、
 徹底的に自分の会社を調べることです。

 各部署はどんな仕事をやっているのか?
 そこには知識、経験、スキルを持った人たちがいるのか?

 まずは自分の所属している部署からです。

 自分の会社内には、どこにどんな人がいるのかを
 理解することが大切です。

 今ではネットでなんでも検索出来ますが、
 人が持っている生の情報、生の経験に勝るものはありません。

 現在の自分の仕事に必要な情報を入手しようとするなら、
 ネットではなく社内に求めるべきです。

 入社間もないと、なかなか出来ることではありませんが、
 まずは身近な人からコミュニケーションを取り、
 徐々に人脈を広げて行けば良いのです。

 入社時のオリエンテーションの担当者、
 配属先の直属上司、同期、誰もいないということは
 ありません。

 また、社内ではクラブ活動や勉強会なども存在すると
 思いますので、積極的に参加して知り合いを増やすこと
 もできます。

 直接メールしてコンタクトを取ることも
 可能だと思います。

 そうやって自分の引き出しに社内情報を
 整理していくのです。


 大切なのは、

 何かあった時に、
 あの人に聞いてみよう。

 誰かが困っている時に、
 あの人に聞いてみよう。

 というように、
 どういう状況では、誰にコンタクトを取れば
 良いか、瞬時に分かるよう、
 自分自身が社内人間検索エンジンになることです。
 情報としてはビジネス関連だけでなく、趣味等の個人情報も
 有用です。
 

 このような社内人脈が構築できてくると
 逆に周りから問い合わせを受けるようになります。

 こうなってくると後は、加速度的に
 人脈が広がって行きます。

 正直言ってこんなことは簡単には出来ません。

 しかし、社外で自分より上のステージの人たちと
 人脈を構築するよりは、はるかに簡単なことです。

 全社とは言わないで、所属部署内だけでも
 人間検索エンジン化出来るだけでもすばらしいことです。

 
 このような社内人脈を持ってすれば
 社外交流の時に自分が知っている社内資源を
 フルに使って、やりとりが出来ますし、
 社内人脈を構築する過程で人とのコミュニケーション
 スキルも向上しているはずですので、社外交流も
 スムーズに行えると思います。

 自分だけの資源では、普通の世間話ぐらいしか
 出来ないところ、社内資源を利用すれば、
 何かビジネス上、プライベート上の課題解決の
 お手伝いが出来るようになるかもしれません。

 経験年次が浅い段階でもギブが出来るようになる
 可能性が高まるのです。

 縁があって入社した会社ですので、
 外に目を向ける前に、社内に目を向けて下さい。

 与えられた環境を最大限利用し、
 吸収できることは全て吸収しなければ、
 大きな機会ロスとなってしまいます。

 良い社内人脈は、会社を辞めた後も
 あなたを助けることになると思います。 
 私は新しいメンバーが参画したときに
 将来性があるか否かを見極めるポイントを持っています。

 ①「性格が良い。特に素直であること」
 ②「相手の立場で物事を考えられること。自分本位でないこと」
 ③「物事を深く考えられること」
 ④「何のためなのか?誰のためなのか?意識できること」
 ⑤「失敗の原因を自分以外に求めないこと」

 基本、組織で仕事をしますので①②は能力抜きでかなり大切です。
 能力が無くても①②がしっかりしていれば、いくらでも教育出来ます。
 人から好かれることは極めて大切ですし、大きな武器となります。
 コミュニケーションもスムーズに行きますし、お客さまも含め
 周りからのサポートを色々と受けることが出来ます。

 ①②は世間話をすれば、すぐに分かります。
 ③④⑤は一定の仕事をまかせればある程度分かりますが、
 一番簡単なのは飲み会の幹事させることと私は考えています。

 私は、飲み会の幹事の目的は、参加した人たちに
 「今日の飲み会は楽しかったなぁ~」と思って貰うことだと
 考えています。全員を満足させることは不可能だと思いますが、
 少なくともメインターゲットには満足して貰わなければなりません。
 
 従って、
 飲み会の趣旨は何なのか?
 だれが主賓なのか?
 どういうメンバーがそろうべきなのか?
 場所、日時、予算はどうあるべきなのか?
 2次会も考慮すべきなのか?

 考慮しなければならないことはたくさんあります。

 単に、対象者の最大公約数で日時を決め、
 後は適当に場所を取れば幹事の役目を果たしたと思うのは
 ダメダメです。

 くだらないと思われるかもしれませんが、
 この程度の気配りが出来なければ、仕事上でお客さまや
 チームメンバーを満足させることなど絶対に出来ません。
 
 そもそも飲み会への期待値なんてそれほど高くありませんので、
 決して高いハードルでもありませんし。

 
 仕事とは、直接的、間接的にお客さまを満足させることです。
 満足の対価として報酬を頂いているのです。

 なので、ターゲットは誰なのか?
 そのターゲットはどのようにしたら満足するのか?
 をきちんとおさえなければ仕事になりません。

 単なる飲み会で、きんとした気配りの出来る人間は、
 仕事上でもきちんとした気配りが出来る人間だと思います。

 飲み会の幹事がきちんと出来る=仕事が出来るというほど
 単純ではありませんが、将来性はある人だと思います。

 実際、仕事の出来る人間は一定以上の水準で飲み会の幹事を
 きちんとこなします。
 新人さんは、ある程度指導する必要がありますが、
 一定以上の社会年次の人間は出来てあたりまえだと思います。

 最近は、ネットで検索すればお店はいくらでも探すことは出来ますが、
 下見は必須です!
 ネット上ではよさそうでも、実際はいまいちという店が少ないないです。

 単に飲みに行く口実を設けてるだけかもしれませんが(笑)。


 かなりくだらない話ですが、個人的にはかなり大切にしていることです。
 
 「あの人とは能力が違うから私は適わない」

 と考えたことはありませんか?

 私は問いたい。

 「あなたは、その人が今の能力を身につけるまで
  どんな努力をしてきたか知っていますか?」

 人は結果だけを見て評価しがちです。
 その結果にいたる過程がどのようなものだったかは
 あまり思いが及ばないところがあります。

 確かに先天的な能力の差というものを感じることはあります。
 しかし、先天的な能力の差から生まれる結果の差異は、
 たいしたものではなく、多くは後天的に身につけた能力の差に
 よるものです。

 能力の差は、間違いなく努力の差から生まれます。

 私が見てきた能力が高いと評価されている人たちは
 例外なく人一倍努力をしてきた人たちです。

 人一倍の努力を積み重ねて身につけた能力を、
 持って生まれた能力のおかげと評価するのは
 大変失礼な評価だと思います。

 例えば、IT業界で働いている二人がいるとします。
 Aさんは、業界に必要を思われる本を年100冊読み、
 Bさんは、年10冊しか読まない。

 数年後の二人はどのようになっているでしょうか?

 本来、読書量だけで測れるものではありませんが、
 AさんとBさんの能力差は開く一方だと思います。
 
 しかも二人の読書量は、Aさんは年200冊、
 Bさんは年5冊ぐらいになっていると思います。

 人一倍努力する人は努力が習慣化されてくるので
 加速度的に成長していきます。
 そして、努力が足りない人はさらに努力しない方向へ
 進みがちです。


 周りの人たちと能力の差を感じたなら、
 自分の能力の足りなさを嘆くのではなく、
 自分の努力が足りていないと考えて下さい。

 その人たちがどのような努力をしているのか?
 どのような努力をしてきたのか?
 それは自分と比べてどうなのか?

 自分が出来る範囲で少しずつ努力をし、
 習慣化するよう工夫をすることです。
 ささやかな成功体験に結びつけられるかが、
 ポイントだと思います。
 いきなり高いレベルを目指すとすぐに挫折します。

 但し、注意点があります。
 無目的な努力はいくら積み重ねても意味をなしません。

 あくまで正しい目的を持った努力である必要があります。
 ITの能力を伸ばさなければならない人が
 競馬の本ばかり読んだとしても意味ないですよね。
 結構、現実逃避的な努力をしている人がいます。
 (私のことかもしれませんが。。)

 ITと競馬の両方の能力を高め
 すばらしい競馬予想ソフトを作るというのは
 あると思いますが(笑)。

 
 「エリエス ブランド人フォーラム2009」での中谷彰宏さんの
 
 「モテる人のアウトプットを真似するのではなく
  インプットを真似しなければダメだ」

 という発言に触発されました。


 <追伸>
 
 セミナーの内容は、モテ人間になるための軽いものでなく、
 ブランド人、商業作家として成功するためのエッセンスを
 中谷彰宏さん、浅野ヨシオさん、土井英司さんからお話頂き、
 大変勉強になりました。
 ありがとうございました。