紗羽とストロー

冬。
なるべく車を使いたくない私は、月６回のセラピーに公共交通機関を使って行きます。

まず、幼稚園へお迎え。
自宅から歩いて15分強。
途中で80段を越える階段をのぼります。
この時点で息が切れます……

幼稚園で紗羽を捕まえ、バスに乗り、地下鉄の駅まで行きます。
地下鉄は5分おきに来るので、焦ることなく紗羽のペースで歩きます。

地下鉄に乗って２駅で終点です。
私がのんびりしていると、紗羽は『降りるぞ😤』と。
周りがいなくなるからわかるのかな。

さて。
ここからがヤマです。

地下鉄を降りてから、またバスに乗るために、バスターミナルにいくのですが、毎回引っ掛かるトラップがあります。

『ミスタードーナツ』

100％足留めをくらいます。

紗羽の中では、幼稚園に私が迎えに行き、バスに乗った時点で『ミスドに行く』は決まっているらしく、アピールがスゴい。
しゃべらないから周りはわからないけど、バスに乗ってから降りるまで、バス降りて地下鉄まで歩いてる途中、地下鉄に乗ってる間、ず～っと『ミスド』アピール。

わかってる。
寄らなきゃダメなのは、わかってる。
『買うだけ。食べて行かないよ。買うだけ。』
何度も言います。
が。
食べて行きたいんです。
『買うだけ』強行突破をすると、床に寝転んで号泣します。
着ているスキーウェアを脱ぎ捨て、帽子を投げつけ、ギャンギャンです。

地下鉄を降りてからバス時間まで、15分程。
食べてからバスターミナルに向かうなんて、無理。
何度ギャン泣きする紗羽を抱えてバスターミナルに向かったコトか……。

私は諦めました。

バスに乗るのは諦めて、タクシーで行こう。
その方が私の精神衛生上よろしい。
出費はイタイが、みんな気持ちイイ。



紗羽満足。

そして、本題のストローです。
舌の使い方がいまいちですが、羽衣士も全く同じようにしています。
舌でストローをくるんでる？
私には真似できません。