よくこういう話を聞きます。
海外に行ってトラブルに遭い困っていると、
親切な現地の人が助けてくれた。
その恩人は決まって
「僕(私)も日本に行った際には日本人にとても親切にしてもらったから!」
と言うのだそう。
日本以外の国籍を持つ人と接した時、
日本国内でも行った事が無い県で人と接した時、
あなたの中で知らぬ間にその国民、
県民のイメージが確立されていると思います。
もっと身近な例を挙げると、学校の先生、アパレル店員などの職業や
身近に居る10代の若者、学生、30代の社会人などなど。
あなたがそれぞれ人に抱いているイメージってありますよね。
私の周りの多くの人が抱く大阪人のイメージは
気が強くて、がさつで、ずうずうしい人が多い。
しかし私が今まで出会った大阪人は
みんな人情溢れていて、
意外と繊細でがさつな人はいなかった。
要は、自分が会う人によって
その出会った人が属している場所のイメージは
変幻自在に変わるのです。
はじめて大阪に行って、
接した人が私の中での大阪代表。
そして大阪のイメージ。
最初に紹介した外国人はその”親切な日本人”が日本人代表で、
それの人がそのまま日本のイメージになったのです。
ヒッチハイカーも同じです。
失礼なヒッチハイカーを乗せたドライバーさんは
ヒッチハイカーに嫌なイメージを抱き
今後見つけても協力しないかもしれない。
逆にとてもキラキラしていて
礼儀正しいヒッチハイカーに出会った人は
今後もどんどん協力していこうと思うのではないでしょうか。
普段滅多に見かけないヒッチハイカーだからこそ
出会った時の印象でそのイメージは確立されます。
私が出会ったドライバーさんの6割が
以前ヒッチハイカーを乗せた事があるという方でした。
私を見つけて協力しようと思ったのは
ヒッチハイカーに
マイナスなイメージを持っていなかったから。
以前出会った人がこのご縁を繋げるお手伝いをしてくれたのです。
一種のバトンリレーのようだと思いませんか?
あなたの行動は良くも悪くも今後に影響を及ぼします。
だから私も今後出会うだろうヒッチハイカーのためにも
いい印象を与えられるよう、行動に気をつけるようにしました。
今後旅をする人には出会いを通して最高の旅をしてほしいです!
もしもあなたがヒッチハイクをするなら
今後に繋げるためにも
”自分はヒッチハイカー代表”の意識を
持つ事をおすすめします!
みんなで助け合いましょう♪