ずっと降っていた雨は、朝には上がっていた
いつものように外に出たのに、いつもと違う気がした
ペトリコール。
コンクリートに塞がれた雨が隙間を縫って這い上がってくる
まるで存在を証明するかのようだ
高い気温、湿度、独特な匂い。
この纏わりつく鬱陶しい空気を、また明日も背負って葛藤する
もう無理だと思っても、その場に座り込み明日を待つ
そうすればいつの間にか眠りにつき、気づいた時には、いつか見た夢と一緒に忘れている
完全に忘れてしまえば、今度は自分自身の番
隙間を縫って這い上がっていく
そして存在を証明する。
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