母の実家がお寺さんなので
宗教法人たる恩恵に与ってたんだろうとは思う
目に見える贅沢はしないけどね
心を込めて檀家さんや地元のために
ときに心身を削ってお勤めに励んでる姿を見ているので
宗教=悪
とはどうしても思えない部分がある
ま、身内だしね
一方でね宗教の自由はあるんだけどさ
やはり政教分離はした方がいいと思うのよね
それを特に感じたのは
母の友人が新興宗教に入信したきっかけが
息子の非行を相談に行った行政機関の
担当者による勧誘だったという話
国家ではなく行政だけど
そんなところに落とし穴があったとは…
人の弱みに付け込むとはまさにこういうこと
その後息子も入信し教師になったらしいが
更生はしても新興宗教からの離脱には至らなかった
親戚や家族を巻き込んで
破産してまで宗教からの洗脳や依存から離脱できない母
その母を憎んでも実際に銃口を向けた先が
他人である元首相だった例の件は
まさにコンプレックスな状況だわね
巻き込まれた家族を救い出す方法はなかったのか?
って思っちゃうよね
母の友人の息子
私の幼馴染でもあるけど
入信しなければ同じようなことになっていたのかしら?
ほかに救いはなかったのかしら?
宗教というのは信者の救いにはなっても
信者ではない人の心を惑わすものになってしまったら
その存在が危険なものになってしまう
人の心にとってもろ刃の剣になってしまうのが
宗教という存在なんだと思う
歴史的にもね
組織票というのは
政治にとってはおいしい存在かもしれないけど
宗教の自由と政治は別だってこと
どんな宗教を信心したって構わないけど
支持者と信者を混同してはいけない
応援するのと信じるのは似て非なるもの
そういう意味でも
宗教団体が政治団体に寄付する場合は寄付金だけではなく
団体の収入全体に即刻課税するべきだと思うのよね
宗教が金儲けに走っちゃダメでしょ
宗教法人を廃止して全部NPO法人に移行するとかさ
以前からさんざん言われているけど
宗教法人に対する優遇は見直すべき時なのかも