1人目の子に対して余裕なんかあるわけない
親になったのも初めてなんだから
弟妹ともいとこともまして近所の子とも違う
私は末っ子だし身近に
小さい子もいなかったし
子どもと接する機会が極端に少なかった
そんな状態でよく子どもを産んだなと思うが
知らなかったからこそ産めたとも思う
こんなに大変だなんて知らなかった
この経験は唯一無二で
今の私の大部分を作ってくれた
親になる前後では全く人生が違う
振り返ると本当にそう思う
余裕は知ってるからこそ持てるんじゃないかな
子どもの親になるってことはどういうことなのか
だってそれまでは想像でしかないから
子どもが生まれるというのは
生命の神秘であり奇跡だということ
本当の意味で生まれてからわかる
生まれる前は五体満足に産まれてくれたらいい
と期待し生まれたら生まれたで
順調に育って欲しいと期待し
困難や不幸な出来事が起きないで欲しいと願い
親がいなくても生きていけるようになって欲しいと
期待し
最終的には幸せな人生を送って欲しいと願う
結局そこら辺にいる欲深い親の出来上がり
理性と本能を分離して捉えた方がいい気がする
親になりたい
と
子どもが欲しい
と
夫婦の営みをしたい
は必ずしも一致しない
これが人間の性
深く考えてしまいそうだけど
考え過ぎない方がいい時もあるよ
だからね言うの
子どもがいる人生といない人生
別にどちらがどうということはない
想像でしかないし隣の芝生でしかない
神様の思し召し
コントロールしようとしてもできないもの
今を受け入れたらいいだけなんじゃない?って
どういう考えを持っているか
改めて自分で整理することや
誰かの違う考えを知ることは
寛容になれる一つの方法かもしれない