6年前に還暦を迎えた学生時代にお世話になったテニスのコーチ
昨夏に65歳になった今でも現役でコーチを続けているが、
テニスクラブとどういう雇用関係になっていたのかわからないけど、最近アルバイト契約になりショックを受けていた。
どうやら期限のない社員としてテニスクラブに在籍し、満65歳の3月で定年退職後、アルバイトでの再雇用ということらしい。
退職金規定もなく貯まっていた有給休暇を消化しきることもなく、突然「解雇(本人はそう感じた)&最低賃金でのアルバイト契約」という対応が、これまで培った経験と功績をまったく考慮されなかったと感じ、プライドがかなり傷ついたようだ。
就業規則については何時でも閲覧できる状態だったらしいので、本人が確認せず「知らなかった」だけであり、定年についても退職金についても会社を責めることはできない。
ただただ「自分のことなのになぜきちんと把握しておかなかった?」「所詮零細企業なのであるある案件」としか思わなかったが、子供が一人まだ学生なので、就職するまでは何が何でも仕事を辞められないと思っているようだ。
中高校の体育教師の資格があり、永年のコーチとしての経験もある。プロになった教え子もいる。子供を育成するのがとにかく好き。本人もまだまだやる気がある。
だけどクラブでは「所詮年寄」扱いされる。
この人材をどう活用するか。
とりあえずアルバイト契約ということはフリーになったので、それ以外の時間は自由な時間なわけだ。
それなら、自分を活用できるニーズを把握してどんどん営業をかけて上手くはまれば、これまでより充実した仕事をして行ける可能性もある。
「クビになった」コーチを励ましつつ、かつての教え子たちに声をかけ、緊急事態宣言が解かれたのを機に集まり知恵を出し合った。
一番簡単なのはプライベートレッスンのコーチだ。
ただ、フリーとなると顧客をつかむまでに時間がある程度かかり、営利目的での使用を禁止している公共コートが多い中、レッスンをする場所の確保が難しいらしい。
それでもニーズはありそうだ。
往年のベテランテニスプレイヤー(要は高齢者相手)
日本人プレイヤーの活躍を見て始めたキッズプレイヤー
(要は小さい子ども相手)
団体行動が苦手な発達障害の人向けのレッスン
もちろん一般の人向けのレッスン
顧客をどうやってつくるか?
個人事業主を集めたアプリなどもあるが、そこで飛び出たアイディアがまさかの
YouTube
まぁいいかもしれない。
おっさんおばさんをモデル生徒にレッスン動画の配信。
なくはない
あたしはやらないよ
それ以外にもせっかく教職持ってるんだし、「コーチ」の『コーチ』
つまり指導者を育成する仕事をやってもいいと思う。
まぁ妄想の域を出ないところがなんともね・・・。
うまく方向性が見つかるといいけどね。
違う日に書いたから前半と後半の文章が違う体裁になった・・・