ジャズ好きの母の誘いで
映画を観にいってきました。
母は何度か行ったことが
あるジャズ喫茶みたいです。
私自身は
まったくの予備知識なしでの鑑賞でした。
ジャズドラマーが
故郷に戻って実家の蔵で
ジャズ喫茶を開店。
そこでセッションしつつ
音にこだわって
ずっと続けていたら
伝説のジャズ喫茶になりました。
スゴーーーーーーーーく
簡単に平たく言うとそんな店です。
ジャズマニアというより
オーディオマニアの方が
垂涎なのかもしれませんね。
この映画の本質は
そんなところではないんですが。
オーナーが
癌を患っているという話なので、
開店50周年を機会に
アーカイブ的な
ドキュメンタリーを製作してみました
そんな映画です。
一朝一夕で
こんな店は出来上がらない。
人が人を呼び、
年月がこの空間の空気を作っていった。
そんなの作ろうと思ってできるものでもない。
伝説のジャズ喫茶爆誕!
ではなく
いつの間にか伝説になってた。
映画の前半辺りで
大いびきをかいてるじいさんには
苦笑しましたがね。
何をしに来てるんだ?と。
ジャズ喫茶や
純喫茶で寝てる人もいますがね。
サントラも出ていますが、
それ聴くのCDプレーヤーでしょ?
ってなもんで。
音とオーディオに
相性やらなにやら
やっぱりありますよ。
レコードとオーディオ
CDとオーディオ
カセットとオーディオ
クラシックとオーディオ
ジャズとオーディオ
ロックとオーディオ
わかりますよ。
音の違いとかなんとか。
でも結局好みなんです。
感覚なので。
そんなのにうんちくは不要なんです。
そしてライブにかなうものなどないんです。
しかも基本即興のジャズですよ?
感覚的なものなんです。
音楽って。
特にジャズは。
コードとか旋律とか
理屈じゃないんです。
そんな感覚を持って
万人に受ける音やリズムを
作り出すミュージシャンは
やっぱり特別な才を持った人たちなんですよね。
ナベサダの音をひさびさに聞いて
そんなことを思いました。
音楽なんてうんちくじゃない。
楽しいか楽しくないか。
好きか好きじゃないか。
それじゃダメなの?
いつも思う。
なんでもいーじゃん!
感想になってないね