朝日新聞DEGITAL
義母のがん告知とほぼ同時期に施設へ入所した義父
悲しいかな
義母が火葬される前の最後のお別れの時
妻である義母が誰なのかわかりませんでした
認知症で要介護3です
世帯主のため、あれこれ義父名義の契約や口座があり
ダンナもしくは義弟が法定成年後見人になって
義父の代わりにいろいろ手続きをしようと考えたため
どうやったら後見人になれるのか調べました
成年後見人として登記されるには家庭裁判所に申立をします
実際は後見、補佐、補助と段階があるのですが
それについては省略します
簡単に言うと
申立書
法務局で登記されていない証明
本人と後見人候補者の財産、収支状況
戸籍謄本住民票
など
ありとあらゆる個人情報を家裁へ提出し
家裁の審査、審判、を受け、登記後に後見人となれます
親の面倒を見るためだけなのに
なんつー手間!
しかも調べれば調べるほど
???
となる事案がでてきます
まず
親族が後見人になる場合の方が少ない
とかいう謎の慣例
審査で親族が後見人として認められなかった場合でも
申立を取り下げることはできません
あくまで後見人は被後見人の利益を守るためとはいえ
大した財産もないのに第三者が介入するべきとか
第三者に頼みたくないのに
月々の報酬払ってまで後見人になってもらうとか
わけわからん
場合によっては
後見人と親族が利益相反になる可能性もあり
存在しなかった諍いが生じないとも限らない
当初、
親族が後見人になり何も問題なかったのに
数年後、
家裁から後見監督人をつけろと司法書士を指名してきた
という話も聞きました
後見監督人とは後見人を監督(監視)する人
もちろんタダではない
月々報酬を払う
こちらは頼んでなくても
・・・
・・・
家裁自ら法曹関係者に
新たな食い扶持作ってるだけじゃね?
そんな不信感から後見人の申立を断念したところ
でてきた一番最初の記事
だよね?
と大きくうなずいた
しかし
すぐ家裁がそう判断するとも思えないくらい
もう疑心暗鬼になってるので
後見人申立の話は無くなりました
まったく身寄りのないひと
もしくは
財産がたくさんありすぎて
親族間で諍いが起こりそう場合は有効かもですが
そうでもないフツーの一般家庭の場合は
ただただ使い勝手の悪い無益な制度です
いまのところ