昼ごはん時も終わって落ち着いた昼下がり
病室に着いた時は寝ていましたが
家族で話をしていたら義母は目を開けてくれました
前日同様
モルヒネに抗精神病薬コントミン混合の輸液を42ml/hで投与されていました
おそらく吐き気と痛みの辛い症状から
精神を安定させるための選択と思われます
痰が絡むようになり
時々喀痰吸引してくださっているとのこと
口を開けたまま呼吸しているので口がかなり乾きそうです
ちょっと前にコーヒーゼリーが食べたいと言っていたけど
ずっと臥床で誤嚥が怖いので
義母の大好きなコーヒーを飲ませてあげたいと思い
病院近くで氷抜きのアイスコーヒーを買って行きました
最初は口腔ケア用のスポンジを使って
口に含ませてあげようと思ったけど
吸い飲みで飲みたがったので飲ませてあげたら
「あぁ美味しい。」
と思いの外たくさん飲んでくれて嬉しかったです
その後はやはりのどが渇いてしまったのか
水を欲したので飲ませてあげると
ゲップと一緒にでてきてしまい
咳込んでちょっと苦しそうになってしまいました
反省
飲んだものを吐くかもしれないとしばらく注意しながら
ベッドに置かれたケアの記録を見ると
尿パックにはちゃんとたまっていて
少ないながらもお通じがある模様
ただ、昨日はかなり痛かったらしく時々顔を歪め
「痛い・・・」とうわごとのように蚊の鳴くような声で訴えます
「痛い(から楽になりたい)のにまだお迎えが来ないんだよ。」
と弱音を吐くなど、痛々しくてかわいそうですが
手を取り、励ましたり声をかけることくらいしかできません
「(人がなくなっていくところを見るのは)滅多にない事だから見ておくといい。勉強になる。」
そんなことを孫である長男次男に声掛けしていました
しんどく、痛いながらも自分の弱っていく様に
寄り添おうとする家族をさらに俯瞰で見るとか
それこそ滅多にできないことだと思う
なんて強いんだろう
それだけで尊敬する
私は最期までこんな風に強くいられるだろうか?
そうなれるといいな
そんなことを思いました