キツい零細製造業は求人募集をしても

応募者がなかなか来ない

キツい仕事の分

従業員の入れ替わりもそれなりに激しかったが

ここ最近は辞めもしないし入りもしないで落ち着いてる半面

昔若かった従業員もいつの間にか中高年になり

若者がいない会社になってしまった

 

 

私もそんな高齢者だらけの零細企業に身を置いているわけだが

間近で見ていても現場は本当に問題だらけだ

 

 

体力が落ちているから生産性が低い

集中力がないからミスからの返品も多い

俊敏に動けずケガの危険性も高まる

風邪などの感染症も恐いが

さらに大病を患う人が多くなる

新しいことを覚えられない

指示の言葉が出てこない

 

 

 

何度も言ってる気がするが

事務の私の仕事はアナログな人に対応するだけの

極々簡単な仕事だ

 

はっきりいって

こうすれば私なんかいらないじゃん

せいぜいがんばってもパートですんじゃうじゃん

みたいな仕事が多いがまぁ薄給とはいえ

家の近所で正社員としての給料をもらっているから

 

 

ま、いっか

 

 

な状況なのだ

だけど、上記のような高齢者と相対すること

これ、ほとんど

 

 

介護と一緒

 

 

 

言葉が出てこないからこちらから何をしたいのか

意思を酌まないといけない

忘れてしまうので毎回言う

覚えられないので仕事ができず手を出さざるを得ない

耳が遠いから声が大きくて自分の声が聞こえない

ガマンができず感情を抑えられないので言い方に気を遣う

 

 

若年層の人口が減ってることと社会保障費抑制のために

定年を延ばして積極的に働いてもらおうなどと言うが

そんなに簡単なことではない

適材適所といったって

すでにそこらじゅう、高齢者が溢れかえっている

 

 

ほんとうに溢れかえっている

 

 

どう考えても何回考えてもどうすればいいのかわからず

堂々巡りを繰り返すだけなのだが

 

 

将来のためには良くないことだと思う

やっぱり経済が縮小していくのは目に見えているのだから

せめてソフトランディングできるように施策を整えられないものか

 

 

ってこんなこと書く度に『アルジャーノンに花束を』を思い出す

社会全体で同じようなことが起きるんじゃないかな

と思えて仕方がないのです

 

 

 

何か話がずれたな

さらに前にも同じような内容を書いた記憶がある

 

 

私もあと5年もすれば

書いたことすら忘れるようになるのだろう

 

 

あぁヤダヤダ