まだ仕組みづくりができるだけで、実働はまだまだ追い付いていないし、私自身はすべての実現には懐疑的。
なにかまだ霞を食べてるだけなのにフレンチのフルコースでも食べてるつもりになってるイメージ?いま「IT関連」と言われてる会社がやっていることが、なんつぅか、、、言ってみれば「絵に描いた餅」でしかないのではないか?机上の空論を現実化したいだけのような気がしてしょうがない。
理論上は可能なんだろうけど、それを実現することと汎用化されることと維持することはまた別の問題だし、かなり難しいのではないかと思うからだ。
昔話をすると、プログラマーこそIT土方であった。
SEはあくまで顧客とプログラマーを結ぶコンサルタントの役目であって、プログラマー、シスアドは専門卒か短大卒の仕事でSEは大卒の仕事という暗黙のざっくりした住み分けがあり、実は私自身、大学新卒就活当時にどちらかというとSEよりシスアド志望だったのだが、企業に断られたくらいだ。
実際は全く違う業界に就職したし、まぁ今となってはもう現代のシステムには到底頭がついていけず、すでにすべてが忘却の彼方だが。
何ができるか、何がしたいか、そのためにはどうすればいいのか。
それを考えるのは楽しいが、それを実現するためのシステムを考え、プログラムを書くという主なITの仕事は一連の流れのほんの一端でしかなく、結局は物理的に何かが動く必要がある。
わかりやすく最たるものが「物流」だ。
パソコンを使ってクリック一つで何でも買えるようになった。
だが、買ったものはどこからか運ばれてくる。
えっちらおっちらトラックや乗用車や自転車を使ってアナログに運んでる。今のところは。なんのことはない既存通販と何も違わない。受発注が若干変わっただけだ。
〇天マークの入った自転車で一生懸命荷物を運んでいるのを見ると、「本当にこの人はこの会社でこんなことしたかったのか?」と思うと同時に、なんとなくEテレの番組「ピタゴラスイッチ」のなかのコーナー「お父さんスイッチ」を思い出す。
スイッチを入れるお客
スイッチで動く宅配屋
言うのは簡単
やるのは大変
人がやらずに済ませるにはどうすればいいか?
ITを駆使してロボットや機械にやらせる、人とメカの混在する世界。
人がいらなくなるか?といったらそんなことは絶対ない。
おそらくアップデートと保守で人も時間も足らなくなるだろう。
結局IT化がさらなる人手不足を助長したりして。
やることはシステム構築と保守と更新の無限ループ。
なんなら無人農業システムでも作ってみたらいいのに。
無人犯罪取り締まりシステムとか無人消防、救急システムとか、無人行政サービスとかいろいろアイディアは浮かぶ。
本当に人手不足が深刻な分野からやれるもんならやってみたらいいのに。きっとどこかでパラドックスに陥ると思う。