もともと持病持ちの義父
最初の脳梗塞になったのは
2011年の震災直前に旅行先の岩手でだった
その頃からいつかはお迎えが来るんだな
という漠然とした覚悟みたいなのはしているが
なんとか目の前の近い未来の目標に向けて
細々と日々を繋いで今日まで生きてこられた
長男が免許を取った時に
長男が運転する車に義父を乗せると
孫が運転する車に乗れるなんて
それまで生きられるなんて思ってもいなかった
とかなり感慨深かったようだ
それから長男は二十歳の成人式を迎え
就活が始まりその合間に
義父母にスーツ姿を見せに行ってくれた
親から言われなくても義父母を気遣うことができる
優しい子になってくれた
手前味噌でちょっとこっ恥ずかしいが
そしてこの週末に義父はとりあえずのショートステイに入る
空きが出しだい別の入所施設に入る予定なので
住み慣れた自宅にいられるのは
このGWが最後かもしれない
そもそも不自由な体で住めるような家ではないのだが
そのため免許を取ったばかりの次男が
義父を車に乗せてあげられるラストチャンスかも
ということで兄弟だけでダンナの実家へ向かわせた
その足で義母の入院する病院へ見舞いに行く予定
義父は施設に入ることを説明しても
その都度忘れてしまうらしい
もしかしたら義母の病状も忘れているかもしれない
義母はとりあえずドレーンは抜けたが
食事はまだできず輸液+水のみ摂取okの状態
結局膿は肝臓の炎症によるものなのか
それとも胆管そのものの炎症なのかわからないが
とにかく炎症が治まらないことには
次の段階(外科)へ進めない状況
主治医は理解しやすくするためか
肝臓の数値が悪いとか
膵臓の数値が悪いとか
そんな言い方をするが
どの数値がどう悪いのか
悪いとはどうなのか
どういう状況なのか
今後どういったことが予測されるのかの説明がなく
全然わからない
細胞診もしてるはずだが
ただ「良くない腫瘍、つまり癌」というだけで
どういう腫瘍なのかの説明もない
説明がざっくりしすぎて返ってわからない
今後の不測の事態に備えて
提供する情報を最低限にしているのでは?
などと猜疑心のかたまりみたいになる
今時は検索すれば色々と情報が溢れていて
中途半端に情報通になった素人を相手にするのは
きっと面倒臭いに違いないが
もうちょっと腫瘍に関する詳しい情報が欲しい
とりあえず義母は病院なので
今何か起こっても対処してもらえるだろうが
義父の場合今後、迅速な対応は無理かもしれない
そう考えると義父はこれまで
義母に何度となく命を助けられていたんだよなぁと実感
ダンナにとっては緊張の日々が続き
かなりお疲れモードです
義母
5月1日-ドレーン抜け水のみ摂取可
痛みはあるものの制御下にあり
義父
5月1日-内科受診。無問題。
5月6日-ショートステイ開始予定