子供たちをつれて義父母の見舞いに行ってきました

 

 

義父についてはあまり状況を知らされてなかったので

やっとわかった部分もありました

 

体が動かず救急車を呼んだ

腰椎椎間板ヘルニアだけかと思ってたら

血尿と以前より狭心症もある(これは失念してた)ので

当初は通院してる義母と同じ大学病院へ搬送を希望したが

満床で受け入れ不可だったため

自宅近くの整形外科へ搬送されたらしい

 

まず義父の病院へ見舞に行くと

 

狭い

 

古い

 

敷地内に喫煙所がある

 

いまどきこんな病院あるんだなって

逆にびっくりするようなところだった

ナースステーションも

個人医院の受付みたいに狭い

動けない入院患者には関係ないかもしれないが

 

 

そして病室に行くと

義父はやっと横に寝返り打てるようになった程度しか動けず

身の回りのものが最小限しかない

本も読まない

テレビも見ない

ラジオを聴くわけでもない

一日ひとりで何をしてるのかわからない

ぼーーーーーっとしてるだけなのか・・・

医療者の手も最小限であまり行き届いてないような・・・

見舞客がなければ一日話すこともなく

このままでは認知症がさらに進んでしまうのではないか

ちょっと心配になってしまった

 

 

その場で普通の会話は成立するし

先日病院で激高したのも反省していたので

傍から見ていると全然違和感はないのだが

よくあるよそ様に対する緊張感で

平静を保てていたのかもしれない

 

 

やっと食べ物を食べられるようになったが

脱腸らしき症状と腰から臀部にかけての腫れがあり

やはり血尿を認められたということで

あまり身体状況がよくなさそう

整形外科のため内科的処置も最低限で

家には誰もおらず何もできないのでとりあえず入院してる

そんな状況だった

 

 

そして義母のほうへ見舞に行く

 

 

とにかく自分自身のことより義父のことが心配でならない

本を読むのが好きな義母がそんな気力もなく

ただただ痛みに耐えつつ

見舞い客とおしゃべりをする程度の様子

安心し休ませてあげることが一番だが

やはり私達が行けばがんばってしまうだろうから

みんなが帰るとどっと疲れが出るだろうなぁ・・・

 

 

前日、ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)を使用して

狭窄している胆管にステント留置処置をしてもらいました

膵炎を起こしており

胆管狭窄により腹部に黄疸が出ているらしい

これは薬やステント留置の効果待ちの状態で

入院時よりは肝臓の状態が若干良くなっているようだが

そんなこんなでまだ食事はできていない

 

 

そして主治医から

週明け月曜にこれまでの検査結果を受けての説明をするとのこと

細胞診の速報でがん細胞があったことはすでに言われているのでいよいよ確定診断だ

私は立ち会わずダンナと義弟、叔母の3人と

本人の意思もあり義母も告知を受ける予定

今朝あたり院内カンファレンスの話題になってるのかな・・・

 

 

どれだけ希望があるか

というよりは

どれだけ覚悟をしなくてはいけないか

を聞くようなものなので

かなり気が重い

 

 

ダンナはここのところ仕事も忙しいため

サッカーの応援どころの話ではなくなってしまい

陰鬱とした気分でいる様子

鹿島戦のチケットを購入済みだが

行く気にならないみたい・・・

スマホの機種変したり買い物したりで少し発散する程度

 

 

 

 

義母の見舞いを済ませ

子供たちは二人で車で帰ってもらって

叔母の家で今後の話をしようと訪れる

(私は話を聞くだけのつもりだった)

 

 

 

 

とにかく義母が入院して数日

義父は自分が食事をした事も忘れてしまう状態で

はっきり言って面倒見切れない

(そこまで直接的な言葉は使ってないが)

当初デイサービスを利用するつもりで

ケアマネのアポをとったが入院でキャンセルになった

今後のことを相談するため再度アポをとったので

ケアマネにどう説明すればいいのか

希望をどう伝えればいいのか

ということの打ち合わせのつもりだったが

義父との出来事を延々と説明する

(多分叔母は現状報告のつもりだったと思う)

 

 

これに関して私は結論を急いでしまい

今後どうなる見込みなのか

それに対してまずはどうしたいのか

そのためには何をすべきかと逆算で考える方なので

大変だった叔母の気持ちを受け止めつつ

話を進めようとするが

結局堂々巡り

(大変だというのはわかるがそこで終わっちゃう)

 

 

とにかく義父母ともに退院しても

義父の面倒を義母も今の状況では見られないし

その逆はもっと無理

ダンナと義弟も仕事で実家はほとんど不在なので

どこかに入所をお願いしたい

最終的に入居する場所が決まるまで

今の入院とショートステイを繰り返してでも

どうにかして引き延ばす必要がある

それがだめなら最悪は自宅で迎え入れる準備が必要

という話だったと思っていたのだが・・・

 

 

なんか話がこんがらがる

 

 

 

義母もいずれは緩和ケアなどの病棟に入ることになるだろう

義父も現状一人で生活することはできないだろう

 

 

ならばどこまで自宅でがんばるのか

そのタイムリミットはそう遠くない未来なのに

ただただ大変で途方に暮れている状態で足踏みしている

どんどん病院やケアマネや役所や社協やらに相談すればいいと思うのだが…

 

 

これがやはり嫁という立場としては

少し遠慮してしまうのだ

 

 

私自身はかなりドライだ

冷酷かもしれない

情に流されず現実的合理的に進めようとするところがある

相手を傷つけないためにも適度な距離が必要だ

だから意識的にあまり立ち入らないようにしている

 

 

現実的な観点で本音を言うと

実家は築50年ほどで造りがもともと高齢者には向いてない

二人で戻ってきてもおそらく生活することすらままならないため

できれば夫婦で実家近くのグループホームなどに入所

食事などの援助を受けながら生活し

そこから抗がん剤治療に通院するかホームで治療を受ける

私たちは週末などに会いに行く

というのがいいだろう

さらに義母の病状が進めば緩和ケア病棟などに移り

義父は引き続きホームで生活する

あとは入居施設があるのかとお金の問題だけで

そのための準備をするべきだと思ってる

 

 

 

悪いことばかりを言ってしまいそうになるけど

先手を打つに越したことはないと思う

言えないからここに書いてるんだけど

 

 

 

今夜、確定診断を聞くのが怖い

 

 

 

4月13日-胆管ステント留置

      膵炎発症

      腹部黄疸症状

4月14日-肝臓膵炎数値改善

      むくみあり

      膵炎が治まるまで輸液にて栄養投与