子どもの入院に

親が寝泊まりして付き添い

仕事を替えたり辞めたりしないといけないなど

相当な負担になっている

という話を聞いて

 

 

私の記憶と違うな~

 

 

と20年前に長男が入院した時のことを思い出してみた

 

 

 

 

生後三か月で小児内科にひと月ほど入院したのだが

大人と同じように面会時間があった

 

 

平日も週末も午前11時から夜8時まで

 

 

病棟は小児外科とは階が違い

さらにガラスのドアで隔たれていた

12歳以下の子供は感染症にかかりやすいとの理由で

兄弟であっても面会不可

ガラスの扉越しに面会

という光景も見られた

 

 

乳児は病棟内に別の大部屋があって

靴を脱いだら足元をアルコール消毒し

手術用のイソジンで手洗いしてからわが子のベッドへ

という流れだった

(マスクは着用してなかった)

 

 

乳児室には看護師さん以外に

保育士さんが交替で入っていて

ミルクや食事の世話

おむつ替えや生活全般を担っていた

そのため仕事で来れない時間の普段の様子など

保育士さんと話す機会が多く

新米母的にはかなり心強かった記憶がある

 

 

私の平日の生活としては

それまで通り時短勤務で仕事し

仕事が終わったら家に帰る途中の病院へ寄り

寝る前のミルクとおむつ替えをして

消灯と共に帰る

 

週末は朝から会いに行き

途中用事で抜けつつ夕食ごろのミルクを飲ませて帰る

 

というつきっきりとは無縁の

規則正しい生活ができていた

 

入院した時はぽっかり穴が開いたようになったが

いざ退院するとなると

子どもがいる生活にすぐ対応できるのか

不安になるくらいだった

 

本当に当時お世話になった病院の方々には感謝してます

 

 

 

そしていま

親が一日中付き添わないといけない

ということは

病棟保育士さんがいない

ってことだよね

 

たまたま当時大学病院の近くに住んでいて

リスクもないのにたまたま大学病院で出産ができて

(たぶん今ならムリ)

たまたまこどもが大学病院に入院できて

たまたま院内学級も病棟保育士さんもいる病院だった

という状況が

いまなら奇跡でしかありえないって・・・

 

 

確かに夜勤があるなど大変かもしれないが

それほど人手不足は深刻になってきてるのか・・・

と心配になりました