今回は税務関係などちょっと面倒な話です

実際うまく説明できるかちょっと自信ありません

読みにくいかもしれませんけどご容赦ください

 

また、あくまでこれから挙げる数字等は例であって実際でもありませんし

ただの備忘録です

ケースバイケースですので実際は専門家にご相談ください

 

 

 

 

当初、購入代金の一部を私の実家から

贈与税の「相続時精算課税制度」

https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4103.htm

を利用して援助してもらい

残金をダンナと私の連帯債務という形で住宅ローンを組みました

 

収入も少なかったし夫婦で住宅ローン控除を受けたのでこれはこれで正解だったと思います

 

連帯債務の負担割合は特に決まってはおりませんが

通常は不動産登記の持ち分比率と矛盾しない割合となります

よってウチでは当初より持ち分比率と債務(借金)の負担割合が一致しない状態です

 

例えば

住宅の価格 1100万円  

不動産の夫婦の持ち分比率はおのおの50%づつ

妻の実家からの援助が100万円とすると

負債1000万円の負担割合は

 

-持ち分550万円→→→→→→→→→負債550万(負担割合55%

-持ち分550万円-実家援助100万円=負債450万(負担割合45%)

 

となるわけです

 

 

これを借り換えによって夫婦の連帯債務から夫のみの単独債務になった場合は

 

 

例えば

当初の債務から360万円を二人で返済し

夫妻連帯債務1000万円-360万円返済=640万円の残債を夫の単独債務に変えると

 

夫-(返済済み360万円×55%)+残債640万=838万円(負担割合76.2%)

妻-(返済済み360万円×45%)+実家援助100万=262万円(負担割合23.8%

 

 

これにより問題になるのが

 

不動産の持ち分比率(50:50)と負担割合(76.2:23.8)との誤差分が夫→妻への贈与になる?

 

 

ここで借り換え先が何度も確認してくる

「贈与税がかかる場合がありますので税務署などに確認してください」

につながってくるわけです。

 

 

「そもそもさ、借り換えによって債務者が単独になるだけで

実態は何も変わらないのになんで税金かかるの?

仕事辞めて払えなくなるわけでもなく

収入もあるし実質負担もするし今までと何ら変わらないのに

それって贈与なの?」

っていうのが私の偽らざる気持ちでした

 

 

それからというもの中身のない頭をフル回転させ

そもそも贈与ってなんなのよ?から始まり

自分たちの場合は贈与税がかかるのか

できるだけお金がかからないようにするにはどうすればいいのか

あーでもないこーでもないと調べたり

あまり親しくないけど知人の税理士に相談しようか悩んだり

不安になったりの日々が続きました

なんたって贈与税高い!

それに借り換えに費用がかかるし・・・

 

 

考えるより税務署に聞くのが一番間違いないし

市区役所などでも税務相談を受けられますが

日時が限られている上、総じて平日日中なので私は全く動けず

相談についてはもうダンナに頼りました

 

 

ウチの場合考えられるのは

①私自身が今後の返済を負担せず、不動産の持ち分比率を変えないのであれば贈与

②「夫婦の間で居住用の不動産を贈与したときの配偶者控除の特例」の適用条件に該当し

   https://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4452.htm

 これを利用すると①だとしても贈与税は発生しない(税務署への申告必要)

③負担に合わせて持ち分比率を変えれば贈与にならない

 (登記簿の変更に印紙代や司法書士に依頼するならその費用がかかる)

④私自身も変わらず返済を負担し、負担割合に変更がないことを明確にしておけば贈与とはならない

 

の4通りでした。

 

②の存在は私にとって大きかった。

万が一、どこかで「贈与」と判断されたとしても

来年の確定申告までに申告すれば問題ないのが分かったし

ちょうど適用条件の婚姻20年が今年だし!

 

結果としては④を選んだのですが、

これまで単純に現金を口座から口座へ移してただけだけど

私の負担を明確にするために名前を残そうと思うと振込手数料がかかるんだよね

私名義の口座を新しく作るという手もあるが・・・

それについてはちょっと考え中です

 

 

わかりにくい文章を最後まで読んでくださってありがとうございました