東北地方太平洋沖地震に伴う震災のことを



東日本大震災」




とすること





そしてこの震災の起こった日のことを





「さんてんいちいち」





と呼ぶことに違和感を感じています





というか、とくに「さんてんいちいち」と表現することやめませんか?





もっと直接的で具体的な出来事であり被害であり





いままさにその影響が現在進行形であるにもかかわらず





ボンヤリとした抽象化したイメージにすりかわり





遠い昔話のように自らしているようで抵抗があるのです





おそらく、アメリカ同時多発テロ事件の「きゅうてんいちいち」を模してるとは思うのですが





決定的な違いは、米のテロの場合は人為的に海の向こうで起きた事件に対し






今回の震災は自分たちが実際に経験した天災だということです





東京に住んでる人たちはもう忘れてしまったのでしょうか?





人的被害は東北地方に比べれば少なかったにしろ





しばらく電気の供給が不安定で多大なる影響を受けたこと





情報に飢えていてTVをつけても公共広告機構のCMばかりが流れていたこと





そういえば、自分に直接の被害はなかったのに





大きな出来事過ぎて精神的に参ってしまった





笑っちゃうくらい軟な人も続出しましたね





そんなことも遠い昔の他人の話になっちゃったんですかね?





まだあれこれ現在進行形のハナシなんですけどね







そしてなぜ「東日本」とひとくくりにしてしまうのか…





確かに東西に分ければ東日本かもしれないけど





どこを起点に東西分けてるんだって話だし





東北地方も東日本と呼ぶのは違和感ありすぎる




政府は「東日本大震災」と呼ぶことをOKとはしているものの




「東北関東大震災」と呼ぶのが一番納得できるんだけど…








なんかここまで書いてきて





「相手に伝わればそんなこまけーことはいいんだよっ!」





って言われそうですが





じゃさ、じゃさ、「阪神・淡路大震災」を「いってんいちなな」とか




「新潟県中越沖地震」を「いちぜろにいさん」とか




「十勝沖地震」を「きゅうにいろく」とか呼びますか?




被害の地域が限定されたことを差し引いても




そんな風には呼ばないでしょ?




そもそも365日で表現できないくらい地震が起きてるのに








あぁ…まとまんなくなってきた



このへんで一度切り上げます