ショコラのツリーとペンギンの哀愁 パトリック・ロジェにて
ベルギーは街のいたるところにショコラティエがあって、通りにはしあわせなショコラの香りがあふれています。もちろん焼きたてのワッフルの香りも! いろんなお店ですこしずつお土産に買いました。さいごの最後にうれしい発見もありました。
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ブリュッセルでゴンタくんがとっていたホテルが、たまたまグラン・サブロン広場にあったのですが
ここが蒼々たるショコラティエにかこまれていて、ピエールエルメ、ピエールマルコリーニ、パトリックロジェ、レオニダス、ゴディバ、ヴィタメール、、もう血がさわいじゃってたいへん
このカフェがすてきだった。右隣はピエールエルメ
左隣にはあこがれのFLAMANT(フラマン)
記念にクリスマス小物を買いました
ショコラティエの中でも驚いたのが、パトリックロジェの店内。
アートなショコラ
あの・・・
外に向いてうなだれてるので、正面はどんなだろうと外に出たら
え。 (正面のウィンドウディスプレイ)
哀愁がテーマなのでしょうか。それもペンギンの・・
にしても うなだれすぎ!笑
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Galerie de la Reine の Neuhaus(ノイハウス)のカフェでは、正真正銘の濃厚ショコラショーを。
苦みすら感じるほどのとろーり濃いホットチョコレートがティーポットにたっぷり。カップに注いで、別添えのあたたかいミルクを足して好きな濃さに
これでも普通のより濃い。ミルクをいれるほど、チョコは薄まるのに甘さが増すんですよ。ふしぎ・・と思ったけど、そっか、ミルクチョコレートが甘いのは、そういうことなのか!
このミルクじたい、甘くて極上の香りでした。発酵バターの件といい、乳製品がおいしいヨーロッパ。(子供のころ、朝でてきたホットミルクのにおいが嫌で泣いたことがあったのに、こっちに来たら好きになった)いろんな濃さにしてはフムフム言ってたのしみました。
ポットには二人分ほどの量が入っていて、それで7ユーロだったかな? 普通のカフェや紅茶と2ユーロほどしか変わらなかったとおもいます。
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自分のお土産ショコラは、王室御用達のガレとノイハウス、レオニダスとピエール・マルコリーニ、ブリュッセルブランドのエリザベスで買ったのですが
最後にはいったピエール・マルコリーニ本店で、ショコラ王国の底力をみました。
ショコラを6つ選んで、レジで「1.9ユーロ」って見えた気がしたけどそんなわけないし19ユーロ?と思いつつカードを出したのですが
レシートみたら 1.9ユーロ でした・・ (をカードで払ってた。汗)
おもわず
1.9 euro?? Ce n'est pas cher..!
(1.9ユーロ?? 高くない・・!)
Pas Cher! (高くない!)と笑顔の店員さん。
日本ではとっても高いね、と目を丸くして言ってました。そう、めちゃめちゃ高いよ!Tre tre cher!!! (トレ トレ シェー)と強調し
もっと買うわ。笑 とショーケースに戻り、10個ほど買い足しました。
本場ではそんなに安いなんて・・・ 軽くカルチャーショック。
じつは、3日にわたり毎日ショコラショーとワッフルを堪能、チョコレートもそれなりに買ったし、もういいかなと思っていた私。ゴンタくんの「行かなくていいんですか?」「値段ぜんぜん違うとおもいますよ」のおかげでお店に向ったのでした。
お店出るときゴンタくんが天使にみえた・・・
* 毎日ショコラを買っていてなぜこの時まで気づかなかったのかはじぶんでも謎
日本だと、高級ショコラはバレンタインデーにしか買うことはなかったのですが(2粒でケーキが食べれるんならケーキ買っちゃう)、ヨーロッパで浸透しているわけがわかりました。
素敵ワールドだったフラマンでの買い物のあと、隣のカフェでショコラショー(ゴンタくんはベルギービール)
すてきなマフラーをした中年のムッシューがテラス席でひとりでショコラ・ショーを飲んでたりして、ヨーロッパだな~ って思いました。
きっとこの話を父にしたら、バゲットかじりながら歩くんや!につづいて「パパもテラス席でショコラ・ショーするんや!」って言いそう・・はは (「パパのも乗ってるんや!」は 去年のなりゆきクリスマスのセリフ。なにかと競ってきます)
今回の旅はアントワープとブリュッセル。ベルギー、ほんとに素敵です。そして何もかもがおいしい・・♡
つづく
Photo y/mode Facebook Page
iPhoneフォト フラマンの店内をすこし☆